「本音がうまく言えない」と悩む女性
ホーム > 「本音がうまく言えない」と悩む女性

「本音がうまく言えない」と悩む女性

2016年09月08日(木)9:53 AM

PPW_suitekiwohajiku_TP_V1「本音がうまく言えない」と悩む27歳の女性は、相談室のなかでうつむきながら、たどたどしく話し始めました。

 

 

 

 

「この年齢になって、はじめて親に口答えできました」背筋をピンと伸ばしてそう話したはしから、もううなだれて、「でも、これって家庭内暴力なんじゃないでしょうか」

 

 

 

 

そして、「母の人生をかけた子育てを踏みにじるようで辛い」と言って涙ぐみました。

 

 

 

 

「本音を言うのを我慢してしまうか、正直な気持ちをはっきり言ったほうがいいのか、自分でも混乱しながらしゃべっているんです」

 

 

 

 

あいまいなままにしておくと、自分に嘘をついて、また「いい子」になっていくような気がするから、思い切って本音を言葉にすると、「悪口ばかりになってしまう」と自己嫌悪に陥ってしまいます。

 

 

 

 

たとえ自分の気持ちとはいえ、そんなに白黒はっきりとは割り切れないものです。

 

 

 

 

だからもっと間を取って話すことができたら、だいぶ違ってくるかもしれません。

 

 

 

 

あるいは、感情の小出しができたらいいのになあとも思います。

 

 

 

 

思ったことを言えないのはたしかにつらいけれども、正しいからなんでも言っていいとは限りません。

 

 

 

 

相手あっての人間関係です。互いに向き合うもの同士、その背中にたくさんの人とのしがらみを背負って生きています。

 

 

 

 

そのことを理解しましょう。「顔で笑って、心で泣いて」昔の人も言っているように、言えそうで言えないときもあります。

 

 

 

 

それを、「自分はまた、いい子になっている」なんて卑下する必要はさらさらありません。

 

 

 

 

そんな自己嫌悪はひとまず脇に置いてみましょう。そのかわり、相手に、こちらの気持ちをくんでもらうだけの時間をあげなければなりません。

 

 

 

 

あせらないで、心の葛藤もTPOに応じて表現したいものです。

 

 

 

 

「わたしは誰に対しても誠実であろうとします。だけど、相手の立場や気持ちを考えすぎて、はっきり態度を決められず、結局は人を傷つけてしまうことがあります。

 

 

 

 

こんな自分がいやになってしまいます」

 

 

 

 

人と人との関係は、自分が我慢している一方で、相手の人にも我慢させているものです。

 

 

 

 

だから、この心を理解し、誠実であろうとすればするほどグズグズしてしまいます。

 

 

 

 

はっきりしないのも、誠実さゆえなのです。一方に誠実であろうとすれば、他の人には不義理になりがちなものです。

 

 

 

 

だから、傷つけてしまうのを恐れるより、相手の生きるエネルギーを信じあえる人間関係をつくりたいところです。



メニュー

過去の記事

団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援