ひきこもり当事者の体験を他者に語る
ホーム > ひきこもり当事者の体験を他者に語る

ひきこもり当事者の体験を他者に語る

2016年06月28日(火)4:47 PM

 

 

 

 

ひきこもりの当事者が自分の体験を他者に語るのは、とても重要なことです。

 

 

 

 

重要という意味は2つあります。

 

 

 

 

1つは、「自分のため」です。

 

 

 

 

もう1つは「他者のため」です。

 

 

 

 

親には、ともすると「家族エゴイズム」が出やすく、我が子がひきこもりから回復してしまうと、それですべて解決と思いがちです。

 

 

 

 

でも、当事者はそうはいきません。

 

 

 

 

アルバイトをしたり、学校に行ったり、あるいは恋人を探したりと「人の輪」を広げていく中で、多くのアドバイスを必要としています。

 

 

 

 

そのアドバイスを受ける相手は「ひきこもりの先輩」であり、居場所に集う「友人」たちです。

 

 

 

 

そうした先輩や友人たちは、共通の体験を持つ場合が多く、生きたアドバイスを受けることができます。

 

 

 

 

そして、そうしてアドバイスを受けて社会へ出て行った当事者は、再び居場所に戻ってきて、後輩たちにアドバイスすることになるのです。

 

 

 

 

自分がひきこもりから出た話をするだけでも、まだ悩み苦しむ人たちにとって大きな福音になるのです。

 

 

 

 

当事者の抱える特有の困難さは、ひきこもり期間の分だけ社会経験が少なく、対人場面での臨機応変な対応が苦手ということにあります。

 

 

 

 

しかし、それでも構わないのです。

 

 

 

 

「話を聞いてもらう」「話を聞く」ことが重要だからです。

 

 

 

 

その会話自体も経験なのです。

 

 

 

 

居場所のリーダーやサポート活動ができる人には、多くの共通点が見受けられます。

 

 

 

 

客観的に見て、ひきこもり期間が10年以内、脱出時の年齢が30歳位前後の当事者が、自分の経験を生かして他人を支援する側に回りやすいといえます。

 

 

 

 

会社員など社会参加の経験があること、社会不安障害、うつ病、摂食障害などの経験があること、アルコール依存症の自助グループなどの参加経験があることなどは活動に生かすことができます。

 

 

 

 

経験を生かしてサポート活動を行うことは「自助グループ活動」や「ピアカウンセリング」の精神に通じるだけでなく「ピンチはチャンス、危機こそ好機」という強い生き方を実践することにつながるのです。

 

 

 

 

 



メニュー

過去の記事

団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援