フリーターで引きこもる人
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フリーターで引きこもる人

2016年06月21日(火)12:29 PM

 

 

 

 

引きこもる若者がよく言う言葉があります。

 

 

 

 

「働きたい気持ちはあるが、働けない。自分の個性を生かせる職業が見つからない」

 

 

 

 

現在、学齢期の不登校は10万人をはるかに超えています。高校中退もここ数年10万人前後です。

 

 

 

 

そして、20歳を過ぎた引きこもる若者のかなりの部分が、不登校、高校中退「その後」の子供たちでもあります。

 

 

 

 

また、大学生の「不登校」も話題になっています。

 

 

 

 

ここに、考えさせられる数字があります。

 

 

 

 

2000年版労働白書によると15歳から34歳までフリーターと呼ばれる若者が151万人います。

 

 

 

 

厚生労働省は200万人に達しているとも言っているようです。

 

 

 

 

また学校を出て定職に就かない人の割合も年々増え、1999年は高校で3人に1人、大卒で4人に1人の割合となっています。

 

 

 

 

すでに不登校よりも、人生の大半に自己責任を問われる就職拒否の問題が、引きこもりとの関連でいろいろな場面で深刻化しています。

 

 

 

 

彼らはやりとりに責任をもつ労働にすくんでいるように思えます。

 

 

 

 

そして最近、引きこもりに悩む親子が相談の中で「無職」を「フリーター」と言い換えて苦笑いする場面も少なくありません。

 

 

 

 

そして、このような悩みを抱えて私のところに相談にきた人のうちの8割が、前述したように「人間関係がつらい、わからない、信じられない」という言葉を口にします。

 

 

 

 

彼らの言う人間関係とは、人と人との関係を取り結ぶことであり、これを強制されると「つらい」、そして具体的なやり方が「わからない」、さらにそのことで躊躇していると人は「孤独が好きな人だ」と見ていきます。

 

 

 

 

結局、そんなやりとりの中で、人が「信じれなくなった」と言うのです。

 

 

 

 

彼らは強制されなければ人の輪の中にもいます。

 

 

 

 

だが学校や職場は人間関係のるつぼです。

 

 

 

 

人とやりとりしてこそ「仲よくする子」であり、給料もいただけます。

 

 

 

 

まさに日本は1億総サラリーマン化社会です。

 

 

 

 

人の輪の中でどう漂ったらいいのかが問われる環境が多い。

 

 

 

受け身のコミュニケーションで食べていけるのは、かなり特殊な才能の持ち主ともいえます。

 

 

 

 

ある20歳の引きこもりをしている自称フリーターは、「個性と言いつづけて、周りが許してくれるのもあと何年か」と悩み、成人式が30歳であったらと悔やんでいます。

 

 

 

 

しかし、引きこもる若者たちにとって、フリーターという働き方は、コミュニケーション・スキル(対人技術)を獲得する意味から言えば、歓迎できるものであります。



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 学習 支援、生活訓練
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・各種資格取得支援