不登校の児童と生徒について(6)
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不登校の児童と生徒について(6)

2016年06月11日(土)12:28 PM

このタイプ(YG検査のC類)の子どもの場合は、長時間にわたって需要中心の対応をとっていくと状態が固定化して、不登校が長引くだけでなく自分にとって都合のよいことだけを受け入れ、気に食わないことは拒絶する自己中心的な行動が次第に目立ってくることが多いです。

 

 

 

 

親から見ると社会適応していくために重要なことだからと言っても、本人にとって気にくわないこと(不愉快なこと)に見え拒否します。

 

 

 

 

親がいつまでこの状態が続くのかと不安になり強引に実行させようとすると、子どもにストレスが生じて家庭内暴力に発展することが多いです。

 

 

 

 

このような時は両親だけで問題を抱え込まず、学校の先生(校長も含む)、児童相談所の相談員、カウンセラー、ケースワーカー、医師、場合によっては生活安全部の警察官などの社会的資源を上手に活用する必要があります。

 

 

 

 

その時本人の状態や心情を的確に捉えることのできるコーディネーターが指示を出し、それぞれが役割に応じて連携をとって動く必要があります。

 

 

 

 

引きこもりの人がカウンセリングに来るということは、その人にとっては大変なことなので、最初に「よく来たね」とねぎらいの言葉がけをします。

 

 

 

 

そして、相談者の苦しみや不安に耳を傾けて聞き、受容的な対応をして信頼関係をつくっていく必要があります。

 

 

 

 

「中学を卒業したいのです。でも学校の先生が課題をやらなくては卒業させないと言っているのです。それで、担任からカウンセラーと相談して来いと言うのです。

 

 

 

 

課題は何でもいいらしいのですが、どうしたらよいでしょうか?」子どもが相談に来たらしめたものです。

 

 

 

 

なかには、カウンセラーではなく担任のところへ相談しに行くケースも多いです。学校側は例えば、指導する学年主任や生活指導担当教員、受容する担任、養護教諭といったように連携を取りながら役割分担をします。

 

 

 

 

当然、受容する側の先生は、その子どもにとって印象が悪い先生は担当してはいけません。

 

 

 

 

ひきこもりの人が外の世界に出ようとする時には、きっかけになる事柄とそれを動かすエネルギーが必要になります。

 

 

 

 

そのためには具体的に問題を提示し、心に葛藤を起こさせることが大切です。きっかけになる事柄は、本人にとって直接困ること(今のひきこもりの生活が侵される可能性が高いこと)が一番効き目があるのだが、失敗をすると関係性がますます悪化するとともにひどい家庭内暴力が起きるので、絶対に失敗がないよう慎重に計画を立てることがとても大切です。

 

 

 

 

そして、子どもが実際に動き始めたら、ねぎらいの言葉がけをして、次の行動に結びつくように上手に誘導していきます。

 

 

 

 

その時に大切なことは、子どもを一人だけで動かすのではなく、信頼関係をもとに一緒に動いてあげることが大切です。

 

 

 

 

「もし、何か問題が生じたら解決を手伝ってあげるからね」あるいは「責任は取ってあげるから心配しないでね」という共同作業の意識が必要です。

 

 

 

 

そして、上手くできたら褒めて自信を回復させていくのです。昇のタイプは情熱的には大きな問題がないので、対応する人が、子どもの生活リズムがなかなか直らなくて焦って無理難題を押しつけたり、矛盾した言動をとったりしなければそれほど難しくありません。

 

 

 

 

登るも中学3年生と言う条件を利用し、卒業や進路という壁を回避せずにぶつかっていくことで、本当の自信をつけていきました。

 

 

 

 

現実社会の人間関係が豊かになればなるほど、インターネットの仮想社会の居場所とは自然に距離がとれてきました。

 

 

 

 

そして、現実社会が充実してくると自己肯定感をもてるようになり、被害関係念慮もなくなっていきます。父親との関係も拒絶的な態度や批判もあまりとらなくなってきました。



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