家庭内暴力・仕事・ひきこもり・家族について
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家庭内暴力・仕事・ひきこもり・家族について

2016年05月28日(土)6:50 PM

〇 家庭内暴力には、「親も痛い思いをすることで、自分がどんなにつらい思いをそてきたかを思い知れ」というメッセージがあります。また親の支配に対する反抗、自暴自棄など、いくつかの動機が混ざり合っています。そうした複雑な状況で暴力をふるう本人には被害者意識はあっても加害者意識はありません。

 

 

 

 

〇 ひきこもりの人の親を見ていて感じるのは、父親の役割の重要さです。父親は子供にとって父親であるとともに、社会の代弁者であり社会を象徴する存在です。社会とは父親と同じような人によって仕切られている世界です。その父親が変わることでひきこもりの子供が元気を取り戻した例はたくさんあります。

 

 

 

 

〇 信頼関係が必要なのは、親子間だけではありません。家族で言えば、中核になるのはむしろ夫婦間の信頼関係でしょう。子供に無関心な父親や支配的な父親は、妻とも信頼関係を作れていない場合が圧倒的に多いです。

 

 

 

 

〇 面談をしていると夫に話を聞いてもらえなくても、「夫との間でトラブルになるよりも、私が辛抱したほうがよい」と、何十年も辛抱し続ける妻がたくさんいます。このような状態だと表面的にはトラブルは起きませんが妻は不満をため続けることになり、子供に関心を向けすぎて過保護・過干渉になりがちです。

 

 

 

 

〇 自分が一番苦労していると思っている父親はひきこもりや不登校の子供のしんどさを理解できません。そして子供のことを「たいした苦労もしていないのにしんどいというのは、甘ったれているのだ」と思っています。社会人として一定の成功を収めているとなおさら自分が間違っているとは思いにくいようです。

 

 

 

 

〇 ひきこもりの人の多くが父親と向き合い、互いの話に耳を傾けて対等に話し合った体験を持っていません。父親は、子供とほとんど会話をせず、子供に言いたいことがあっても直接言わずに、「こう言っておけ」とか「こうさせろ」などと母親に言って、母親を通して自分の意思を伝えたりします。

 

 

 

 

〇 10年ほど勤めた職場で出社拒否になった女性は、自ら「原因は職場の問題ではない。親子関係です」と言っていました。ずっと親子関係の問題を抱えたまま、学校に通い卒業してからは仕事に行っていましたが、外を歩き回らずにはいられない外出依存の状態が続いたあととうとう職場にいけなくなりました。

 

 

 

 

〇 仕事とをしている人がひきこもりによって出社できなくなった状態を、「出社拒否」といいます。出社拒否の場合も、不登校と同様、朝起きて家を出るまでが大変です。「会社に行かなければ」と思っても、しんどくて出社できません。特に、休日明けの月曜日の朝が顕著です。前日から緊張が強まります。



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