ある女性のひきこもりからの脱出
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ある女性のひきこもりからの脱出

2016年05月24日(火)11:51 AM

「親の何気ないひと言から生まれたひきこもり」のHさんがひきこもりから脱出できたのは、彼女がわたしと接しているうちに、徐々にこころのキャンバスに、自分の将来設計を描きはじめたからです。

 

 

 

 

わたしと出会ったHさんは、自分のひきこもりを治すためにはアトピーの改善が先決であることをまず知り、そのための手段である食事療法をさっそく実践しました。

 

 

 

 

そのなかから生まれたのが、栄養士になりたいという夢でした。彼女の夢は、もともとは、自分のようにアトピーが原因でひきこもりになる人がこれ以上でないでほしいという願いから発していましたが、彼女が作った父親向けの糖尿病食がかなりの効果を見せたことで、夢が現実味を帯び、なにがなんでも栄養士になりたいと思うようになりました。

 

 

 

 

Hさんがたしかな人生の図面をつくりはじめたので、わたしはそれを実現できるように彼女の社会復帰先を見定めていくことができたのです。

 

 

 

 

彼女は現在、栄養士として独り立ちしています。このように、当人の描く明確な人生の目標と、支援する第三者の思いがしっかり結びつくと、はじめて当人の抱えるひきこもりが解決していくのですが、これとまったく同じことがニートにもいえます。

 

 

 

 

その典型的な例が、京都のQさんです。彼女はひきこもりから「未成熟型ニート」、「未成熟型ニート」から「先祖がえりニート」という道を歩み、いつ破たんしてもおかしくない状態でした。

 

 

 

 

ですが彼女の場合は、20代をどのように築いていくのかをすでに決めていました。つまり、彼女の若者らしい夢が、頑固なニートとひきこもりから脱出する原動力になったのです。

 

 

 

 

わたしはそんな彼女のエンジンを整備してあげたにすぎません。このHさんとQさんの事例を思い出すと、多くの若者がニートやひきこもりになる根本的な理由があなたにもわかってくると思います。

 

 

 

 

そう、彼らは、自らの夢や確固たる人生の目標を何ももちあわせないまま、いたずらに年齢を重ねているのです。



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