ひきこもりと不登校の3つの領域
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ひきこもりと不登校の3つの領域

2016年05月19日(木)12:13 PM

不登校とひきこもりには、ある共通点があります。それは、ニートを考えるときに絶対に見逃してはならない特徴でもあります。

 

 

 

 

そう、彼らはみな「就労経験を持たない若者たち」なのです。それは何を意味するのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

 

 

 

 

あなたは幼いころ、「大きくなったら消防士になるんだ」とか、「大人になったら看護師さんになりたい」などと思ったことはありませんか。

 

 

 

 

そんな思いを抱く背景には、消防士や看護師へのあこがれもあったでしょうが、それ以上に「大きくなって大人になったら、働かなくてはならないという一般的な通念があったと思います。

 

 

 

 

それはいいかえれば、「それなりの年齢になっても働かないものは、一人前の大人とは言えない」という社会通念でもあります。

 

 

 

 

ところで不登校とは、「学校」というまだ働かなくてもよい者たちが集う場所に、「通わない・通えない」という停滞です。

 

 

 

 

ですから、学校に所属している児童・生徒・学生は、不登校になっても「働かなくてもよい」のです。

 

 

 

 

同じように、不登校からひきこもりになっていく者たちも、学校に籍を残している限り、「働かなくてもよい」ことになります。

 

 

 

 

では、子どものまま働かない状態が続いていく不登校やひきこもりの人たちは、未来永劫、働かなくてすむのでしょうか。

 

 

 

 

いや、そのようなことはありません。「大きくなって大人になったら、働かなくてはならない」のです。

 

 

 

 

じつは、この章のタイトルである「3つの領域」とは、「働かなくてよい領域」と「働かなくてはならない領域」、そして両者の橋渡し時期である「移行期」の3つからなる人生地図であり、その人の人生における現在位置を示すものです。

 

 

 

 

ではこの「3つの領域」を用いて、不登校とひきこもりが現在いる領域を考えてみると、どうなるのでしょうか。

 

 

 

 

そう、不登校とひきこもりのいる領域は「働かなくてよい領域」(子どもの領域)になります。つまり彼らは、不登校とひきこもりを解消しない限り、何歳になろうが「子どもの領域」にとどまることになります。

 

 

 

 

「3つの領域」には、厳密に言うと往路もあり、それは繰り返し点をへて、死に向かってひたすら前進する一方通行になっています。

 

 

 

 

だから、ひとたびこの世に生まれて「働かなくてよい領域」を過ごした者は、その者なりの時期が来たら「移行期」を通過し、「働かなくてはならない領域」(大人の領域)に入ります。

 

 

 

 

それなりの年齢になっているのに、いつまでも「働かなくてよい領域」にい続ける者や、「移行期」で滞留を続ける者たちは、つぎつぎと不本意な出来事に遭遇してしまいます。

 

 

 

 

長期ひきこもりの大半は、白髪頭になっても「子どもの領域」にいます。これがいかに尋常ではないかは、誰でもよくわかるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 



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