「何もしない」から「何もできない」状態になるひきこもり・ニート
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「何もしない」から「何もできない」状態になるひきこもり・ニート

2016年05月16日(月)9:07 AM

ニート・不登校・ひきこもりの方ならすでに実感されているように、これら3つの停滞はそのいずれもが、長期化すると当人から時間の感覚を奪っていき、「何もしない・何もできない」状態が当たり前になってしまいます。

 

 

 

 

人生にはカーナビのようなガイドは当然のことながらついていません。ですから、だれでも各領域間の移動時期の目安を社会や他者の動きから知り、それを自分なりにアレンジしながら生きています。

 

 

 

 

ですが、社会や他者の動きから自分の人生航路を模索しようにも、ひきこもっていては、外がまったく見えません。

 

 

 

 

また、自分の現在位置を知ろうにも、客観的な目安がなければ自分が急ぐべきか否かがわかりません。

 

 

 

 

不登校やひきこもりになった年齢が若ければ若いほどズレが少ないはずですが、高校や大学・大学院時代に不登校やひきこもりになった場合は、おそらく標準年齢をすぎてもあなたはまだ次の領域に入ることができず、相変わらず「働かなくてもよい子どもの領域」にいるはずです。

 

 

 

 

たとえば、高校3年生のときにひきこもりになった人物が10年間ひきこもりのままでいた場合を考えてみましょう。

 

 

 

 

このひきこもりの人はすでに28歳になっていますので、同期の人がみな「大人の領域」でとっくに働いているにもかかわらず、ずるずると「子どもの領域」を延長し、「働かなくてよい領域」で「働かない」日々を送っていることになります。

 

 

 

 

ではこのように、いつまでも「働かなくてよい領域」にい続ける人たちには何が起きるのでしょうか。

 

 

 

 

まず第一に、このようなひきこもりが働き始めたとしても、標準年齢で「働かなくてはならない領域」に入った人と比べて就労期間が短くなります。

 

 

 

 

人が就労を終える時期は、ほぼ同じだからです。第二に、就労期間が短いため、生涯賃金にかなりの差が出てきます。

 

 

 

 

就労を始める時期が遅いためですが、現実にはさらに差は大きくなります。なぜなら、不登校やひきこもりだった人が、はれて働けるようになった場合でも、正規雇用の就労者になれることはごく稀で、フリーターや派遣社員など、もともとが低賃金の労働者になるのが精一杯だからです。

 

 

 

 

この厳しい現実は、そのまま若年ニートにもあてはまるので、まだ若いニートの人には、ぜひこの点を真剣に考え、一刻も早くニートから脱出してほしいと思います。



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