不登校とひきこもりの問題を解決するために大切なこと
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不登校とひきこもりの問題を解決するために大切なこと

2016年05月13日(金)9:09 AM

長い間、不登校やひきこもりであった人は、仮にうまく働くことができてもかなりの不遇を抱え込むわけですが、それは働かないままの状態が長くなるほどきついものになります。

 

 

 

 

では、不登校やひきこもりは、なぜ「働けない」のでしょうか。その理由は彼らがそれなりの年齢になっていても、働くための方法をまったく知らないからです。

 

 

 

 

一般に、多くの学校では、最終学年になると生徒たちに就職指導を行い、就職活動の準備をさせます。

 

 

 

 

つまり、生まれて以来「働かなくてもよい子どもの領域」で暮らしてきた人は、学校でおこなわれる就職指導や就職活動の準備・実践を通して、就職先を決め、いっきに「移行期」を飛び越し、「働かなくてはならない領域」に入っていきます。

 

 

 

 

逆に言えば、「働かなくてはならない領域」に入るための助走を、就職指導や就職活動の準備を通じてきちんとおこなわないと、いつまでたっても領域通過のための動力が得られず、彼らは「子どもの領域」にとどまってしまうことになります。

 

 

 

 

不登校やひきこもりたちが「働けない」状態になる決定的な理由のひとつは、「就職指導を受けていない」「就職活動の方法を知らない」ことにあるのです。

 

 

 

 

不登校やひきこもりになった人たちが学籍を失い、学校と無縁になっても、なお家や支援団体にいつづけると、彼らはじきに、就労年齢になってしまいます。

 

 

 

 

つまり「就労経験をもたない」という特徴をもつ不登校やひきこもりの彼らも、いやおうなしに就労の必要性をおびてきます。

 

 

 

 

個々人によって事情は異なるものの、彼らはその最終学歴に応じて、確実に就労年齢とオーバーラップしてくるのです。

 

 

 

 

不登校やひきこもりの人が働こうとして失敗すると、当人も周囲もその原因を不登校やひきこもりのせいにしてしまい、それなりの年齢になっても働けないのは、何らかの不得手があるからとか、どこかを病んでいるからと考えてしまいます。

 

 

 

 

また、そうでなければ、彼らをニートだと思い込み、あらゆる手を使って無理やり働かせようと強いてしまいます。

 

 

 

 

不登校とひきこもりは「働けない」のがあたりまえなのです。そしてその原因のひとつは、本来は学校で受けるべき就職指導と就職活動をまったくおこなえない状況を、自らつくりあげたことにあるのです。

 

 

 

 

不登校から生まれるひきこもりを解決するには、まず、彼らが「子どもの領域」にいることを認識しなければなりません。

 

 

 

 

そして、親とのあいだにかなりの軋轢があったからこそひきこもりになったということも、認識しておかなければなりません。

 

 

 

 

ひきこもりを解決するためには、

 

 

 

 

1、まちがっても彼らを無理やり働かせようとしないこと、

 

 

 

 

2、親が仲介者なしに子どものひきこもりを解決させようとしてはならない、この2つは最低限守るべきです。

 

 

 

 

もし、彼らを働かせようとすれば、ひきこもりは、家にいようがひきこもり支援団体にいようが、相当厄介なひきこもりに似たニートになってしまいます。

 

 

 

 

また、親がひきこもりを自分の力で解決しようとすると、当人は破滅への道を歩み始めるでしょう。

 

 

 

 

ひきこもりの子どもにとって、親の関与はマイナスにしかならないのです。

 

 

 

 

不登校やひきこもりを子に持つ親はもちろん、不登校やひきこもり傾向がまだ軽微な方々にも、ぜひこの忠告を受け入れてもらいたいと思います。



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