ひきこもりとうつ病
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ひきこもりとうつ病

2016年05月13日(金)7:40 AM

ひきこもりやニート状態の人の中には、うつ病にかかっている方もたくさんいるので、ここではうつ病について少し書いてみたいと思います。

 

 

 

 

ストレスの多い現代社会で、うつ病は誰でもかかり得る、身近でありふれた病気と考えられるようになってきました。

 

 

 

 

しかし、うつ病はひどくなると日常生活に大きな支障をきたすようになります。

 

 

 

 

一方で、うつ病の当事者の方や周りの方のうつ病に対する理解はいまだに十分とは言えず、専門医を受診することをためらったり、性格の問題だと考えてしまう人も少なくありません。

 

 

 

 

 

医学の進歩とともに、うつ病は脳内の神経伝達物資がうまく働かない状態になっていることがわかってきており、治療によって神経伝達物資の働きを改善すれば、治ると考えられえています。

 

 

 

 

うつ病は、きちんと治療すれば治る病気です。

 

 

 

 

なんとなく気分が落ち込んでいる、仕事や好きなこともやる気が起きないなど、こころの不調は誰もが経験するものです。

 

 

 

 

このような「気分の落ち込み」と「うつ病」の違いを見分ける1つのポイントは「どのくらい長く気分の落ち込んだ状態が続いているのか?」ということです。

 

 

 

 

数日で回復して、また以前のような状態に戻るならうつ病の可能性は低いのですが、数週間以上(一般的には2週間以上)続いているなら、うつ病の可能性があります。

 

 

 

 

うつ病は単に気分が落ちこむだけでなく、仕事に集中できない、家事ができない、人付き合いがこれまでのようにdけいないなど、当事者の方の日常生活に大きな支障をきたします。

 

 

 

 

そして、当事者の方は思うようにできない自分を責め、さらにうつ病が悪化していくという悪循環に陥ってしまいます。

 

 

 

 

うつ病の症状は、こころとからだの両方にあらわれます。

 

 

 

 

こころの症状

 

 

 

 

「抑うつ気分」

 

 

 

 

〇気分が落ち込む

 

 

 

 

〇憂うつだ

 

 

 

 

〇悲しい気分になる

 

 

 

〇なんの希望もない、いなくなってしまいたい

 

 

 

 

「不安・焦燥感」

 

 

 

 

〇いつもなんとなく不安

 

 

 

 

〇いてもたってもいられない

 

 

 

 

「思考力の低下」

 

 

 

 

〇集中力が低下して仕事の能率が落ちた、ミスが増えた

 

 

 

 

〇ちょっとした判断ができない

 

 

 

 

〇なんでも悪いほうに考える

 

 

 

 

〇自分を責める

 

 

 

 

「意欲の低下」

 

 

 

 

〇今まで好きだったことをやる気になれない、趣味が楽しめない

 

 

 

 

〇友人や家族と話すのが面倒で、話していてもつまらない

 

 

 

 

〇何をするのもおっくう(顔を洗う、着替えるといった基本的なことも)

 

 

 

 

〇新聞を読む気がしない、テレビを見る気がしない

 

 

 

 

からだの症状

 

 

 

 

「睡眠の乱れ」

 

 

 

 

〇寝つきが悪い、途中で目が覚める、眠れない

 

 

 

 

〇朝、目覚ましよりも早く目が覚める

 

 

 

 

〇寝た気がしない、寝すぎる

 

 

 

 

「食欲の低下(ときに増加)」

 

 

 

 

〇食欲がない

 

 

 

 

〇ひどく疲れる

 

 

 

 

〇からだが重い

 

 

 

 

「ホルモン系の異常」

 

 

 

 

〇月経不順

 

 

 

 

〇性欲低下

 

 

 

 

〇勃起障害

 

 

 

 

「その他の症状」

 

 

 

 

〇頭や肩、腰、背中などさまざまな部位が痛む

 

 

 

 

〇便秘

 

 

 

 

〇心臓がドキドキする

 

 

 

 

頭痛や便秘、睡眠の乱れ、疲れ、体重減少などのからだの症状が目立ち、抑うつ気分などのこころの症状があまりあらわれないタイプのうつ病が増えています。

 

 

 

 

まず、からだの症状を気にして内科などを受診し、こころの症状が見逃されてしまうことがあります。

 

 

 

 

このような状態は軽いうつ病のときにあらわれるといわれており、からだの不調に加えて、気分の落ち込みなどもある場合は、早めに医師に相談することが大切です。

 

 

 

 

うつ病はどのようなことが原因で、起こるのでしょうか?大きな環境の変化や過度のストレスが原因の1つと考えられています。

 

 

 

 

生活や環境の変化が過度なプレッシャーやストレスとなって、うつ病のきっかけになることがあります。

 

 

 

 

たとえば、身近な人の死やリストラなどのつらい出来事だけでなく、結婚や出産といったうれしい出来事でもうつ病のきっかけにあることがあります。

 

 

 

 

うつ病のときは、からだの中で、どのような変化が起きているのでしょうか?

 

 

 

 

脳内の神経伝達物資の働きが低下した状態になっています。脳内には神経細胞から神経細胞の情報を伝達する神経伝達物資という物資があります。

 

 

 

 

この中の「セロトニン」と「ノルアドレナリン」は、気分や意欲、記憶などの情報伝達をコントロールし、こころとからだの働きを活性化しています。

 

 

 

 

うつ病では、なんらかの理由でセロトニンやノルアドレナリンのバランスが乱れて、それらの働きが低下しています。

 

 

 

 

このため、気分の落ち込みや意欲の低下など、うつ病の症状があらわれると考えられています。

 

 

 

 

うつ病の治療は十分な休養と、くすりによる治療が基本となります。

 

 

 

 

うつ病では、こころもからだも疲れきった状態になっているので、十分に休養をとって疲れを癒すことが大切です。

 

 

 

 

無理を続けた状態では、なかなか回復することができません。仕事や家事など、これまで1人でずっと抱え続けてきた負担をいったんおろして、こころから休まる環境をつくりましょう。

 

 

 

 

くすりによる治療としては、主に抗うつ薬というくすりを用いて、脳内神経伝達物資のバランスの乱れを調整します。

 

 

 

 

くすりに頼ることに抵抗があるかもしれませんが、ほかの病気の治療と同じように、からだの中で起こっている異常をきちんと修正してあげるためととらえてください。

 

 

 

 

抗うつ薬にはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬などの種類があります。



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