ひきこもり・ニートとうつ病
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ひきこもり・ニートとうつ病

2016年04月08日(金)8:31 AM

ひきこもりやニートの人たちの中には、うつ病に罹患している人が少なくありません。

 

 

 

 

うつ病は、気分が落ち込む、やる気がでない、眠れない、食欲がないなど、さまざまな症状があらわれます。

 

 

 

 

このようなうつ病の症状についてすべてを理解していなくても、うつ病に気づくことはできます。

 

 

 

 

ポイントになるのは、日常生活での変化です。

 

 

 

 

〇毎日、新聞を読んでいたが読まなく(読めなく)なった。

 

 

 

 

〇日曜日には必ず趣味を楽しんでいたのに、やらなく(やれなく)なった。

 

 

 

 

〇ちょっとしたことで怒ったり、イライラするようになった。

 

 

 

 

〇今までは気にしなかったような些細なことを気にするようになった。

 

 

 

 

〇身だしなみに気をつかわなくなった。

 

 

 

 

〇家事がはかどらないようで、家の中が散らかっていことが多くなった。

 

 

 

 

〇眠れないとよく言うようになった。

 

 

 

 

〇食欲のない日が続いている。

 

 

 

 

うつ病には、こころとからだの両方に症状があらわれるという特徴があります。

 

 

 

 

様子がおかしいときは、まず「眠れないことはない?」「食欲はある?」「からだはだるくない?」など、からだの症状について「はい」「いいえ」でこたえられるように聞いてみてください。

 

 

 

 

単なる疲れではなく、からだに変化が起きているのであれば、病院で検査を受けるよう勧めることができます。

 

 

 

 

逆に、「最近元気がないけれど、どうしたの?」と気持ちの変化を聞くと、本人は自分が弱い人間のように感じて、「もっとがんばらなければいけない」と思い、逆に症状を悪化させる恐れがあります。

 

 

 

 

また「疲れやストレスがたまっているのでは?」と聞くと、「病院へ行かなくても2、3日休めば治るから」と答えてしまうことがあるので、好ましくありません。

 

 

 

 

うつ病でみられるからだの症状

 

 

 

 

「睡眠の症状」不眠

 

 

 

 

「全身の症状」全身のだるさ(倦怠感)、微熱

 

 

 

 

「神経系の症状」頭痛、頭が重い、かすみ目、めまい、耳鳴り

 

 

 

 

「筋肉の症状」首や肩のこり

 

 

 

 

「循環器・呼吸器の症状」動悸、息切れ、胸の圧迫感

 

 

 

 

「消化器の症状」胃のもたれ、腹部の不快感、下痢、便秘

 

 

 

 

「末梢神経の症状」からだのしびれ

 

 

 

 

「性機能の症状」性機能の低下、性欲が落ちた、月経の不順

 

 

 

 

眠れない、食欲がない、落ち込んでいるという症状はうつ病でよくある症状ですが、ときに逆の症状があらわれることがあります。

 

 

 

 

〇眠れない→逆に、寝すぎてしまう

 

朝も遅くまで寝ている

 

休みの日は一日中寝ている

 

 

 

 

〇食欲がない→逆に、食べ過ぎてしまう(食べだすと止まらない)

 

いつもよりよく食べるようになった

 

甘いものを好むようになった

 

やけ食いにも似ている

 

数か月で明らかに太った

 

 

 

 

〇落ち込んでいる→逆に不安になったり落ち着きがなくなる(焦燥感)

 

イライラしている

 

じっとしていられない

 

そわそわした感じ

 

 

 

 

「様子がおかしいな?」と感じたらそのままにせず、からだの症状について確認してみてください。

 

 

 

 

うつ病のときは決断力や判断力が低下しています。いつ、どこの病院に行けばいいのか?ご家族がナビゲーションしてあげてください。

 

 

 

 

ご家族には患者さんの状態について医師に伝える、うつ病の治療経過や治療の必要性について患者さんの代わりに正しく理解するという大きな役割があります。

 

 

 

 

また、ご家族が一緒に付き添うことで、患者さんの不安が和らぐ場合も少なくありません。

 

 

 

 

うつ病はたったひとつの原因だけで発症するものではありません。また、その原因を排除したからといって、すぐによくなるわけではありません。

 

 

 

 

うつ病の治療のために病院へ行くことを勧めるときには、「調べてみたら隣の駅に〇〇〇というクリニックがあったから、今週の金曜日に一緒に行ってみようか?」と、場所や日時をできるだけ具体的に提案してあげてください。

 

 

 

 

うつ病になると決断力が低下するため、調子が悪いことはわかっていても、そのためにどうすればよいのか、病院へ行くべきかどうかを自分で決められない状態になっています。

 

 

 

 

そのため、いつ、どこの病院へ行けばいいのか、具体的な提案をしてあげたほうが受診しやすくなります。

 

 

 

 

病院に付き添うことは、2つの大きな意味があります。ひとつめは、患者さんは病気で考える力や表現する力が低下し、自分の状態を正しく医師に説明できないことが多いので、代わりにご家族が症状を伝えるためです。

 

 

 

 

 

患者さんは、いつから、どんな症状がでているのかを整理できないうえ、病気のときは症状に敏感または鈍感になっていることが多く、症状を強く感じたり、逆に症状に気づきにくかったりします。

 

 

 

 

もうひとつは、どのような治療が行われ、回復までにどのくらいの期間が必要なのか、ご家族も一緒に医師の説明を受けておくためです。

 

 

 

 

ご家族が病気や治療の必要性についてきちんと正しく、かつスムーズに治療を進める助けとなり、重要です。

 

 

 

 

また、精神科や心療内科など、これまで行ったことのない診療科に1人で行くのはとても不安です。

 

 

 

 

「一緒に行ってみよう」と付き添うことを伝えると、安心して病院へ行く気持ちになれます。

 



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