うつ病のうつとひきこもりのうつ
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うつ病のうつとひきこもりのうつ

2016年01月15日(金)11:36 AM

不登校やひきこもりは、ごく一部を除いて病気などではありません。ただしごく一部の中には、うつ病などになっているケースがありますので、細心の注意を払って見極めることが必要です。

 

 

 

 

ひきこもりの約9割が不登校経験者であり、男性の割合が約8割もしめているという統計があります。

 

 

 

 

長男の割合が圧倒的に多いというのも、ひきこもりの特徴です。これは、一般的に言って男性のほうがあきらめが悪く、さらに長男には社会的なプレッシャーがかかりやすいからではないかと考えられています。

 

 

 

 

また、ひきこもりが長引いた人ほど、人生の一発逆転を強く考える傾向があります。

 

 

 

 

女性のひきこもりの場合ですと、「おまえはばかな子だ」などの否定的なメッセージを長い間あびせられ続けてきた子どもが多く、深刻なケースではリストカットや過食症、拒食症などの自虐行為につながっていきます。

 

 

 

 

ひきこもりの子どもたちはある種のうつ状態に陥っていると言えますが、「ひきこもりのうつ」と「うつ病のうつ」には大きな違いがあります。

 

 

 

 

その違いの一番大きな点は、「ひきこもりのうつ」は人生をやりなおそうという願望があるのに対して、「うつ病のうつ」は自分の人生は取り返しがつかないと思っているというところです。

 

 

 

 

うつ病のうつの症状を示している場合、「がんばれ」や「元気を出せ」といった励ましは厳禁です。

 

 

 

 

なぜなら、本人自身は元気を出したいと思っているにもかかわらず、そうなれないところに悩みがあるからです。

 

 

 

 

うつ病の場合、休養がいちばんです。カウンセリングと薬物療法を併用し、十分な休養を取ることで、軽症なら1ヶ月ほどでほぼ回復します。

 

 

 

 

うつ病はごくありふれた病気で、ひきこもりの場合と違い、性格の弱さや家庭環境が原因ではありません。

 

 

 

 

いわば、脳が風邪をひいて、身体全体のエネルギーが低下したような状態なので、適切な治療を受ければ必ず治ります。

 

 

 

 

適切な治療を受ければ必ず治るうつ病ですが、うつ病患者には自殺者が多いという事実があります。

 

 

 

 

ここが「ひきこもりのうつ」とまったく異なる点です。ひきこもりの人は基本的に自己愛が強いため、自殺に至らないのが普通なのです。

 

 

 

 

ですから、その点はあまり心配なさらなくてもいいでしょう。ただし、自殺の可能性が少ないと言っても、「死にたい」などと口にすることはあります。

 

 

 

 

そんなときに、「どうせ死ぬわけはない」などと思い込み、「死ねるもんなら死んでみろ」というような言葉を投げかけてしまってはいけません。

 

 

 

 

ひきこもりの子どもは、親の注意をひくための「見せ掛け自殺」をすることがあり、その際に薬の量を間違えたとか、飛び降りる高さを間違えたというような事態を起こすことがあるのです。

 

 

 

 

ひきこもりの子どもがもし「死にたい」と口にしたら、親は「死んでほしくない」という気持ちを繰り返し伝えなくてはなりません。



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