親の役割
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親の役割

2015年12月11日(金)11:39 PM

親はなぜ、子どもが学ぶチャンスをふいにしてまで、ガミガミ介入するのでしょうか。

 

 

 

 

それは親が自分の役割を履き違えているからです。自分の仕事は、子どもを何とかすることだと思い込んでいるのです。

 

 

 

 

親の役割は、子どもを何とかすることではなく、子どもが自分で学ぶ環境を作ってやることです。

 

 

 

 

子どもが自分で、自分の人生を何とかできるように力を蓄えさせるのです。それが親の仕事です。

 

 

 

 

「飢えている人がいたら、魚を釣ってあげますか?魚の釣り方を教えますか?」魚を釣ってあげるのは、子どもを何とかしようとして、親が子どものかわりに働くヘルプです。

 

 

 

 

子どもが乳幼児のころには必要な親の仕事でした。魚の釣り方を教えるのはサポートです。魚の釣り方を教え、あとは子どもが自分でやっていくのを見守ります。

 

 

 

 

このとき子どもは、人生が自分のものであることを学び、よりよいやり方を考え、このプロセスで子どもは強くなるのです。

 

 

 

 

このプロセスにおいて自由を与えられた子どもは、時には目を輝かせながら、時にはつらいと泣きながら、人生を作り上げていく作業をしていきます。

 

 

 

 

だから強くなれるのです。どんなに大変でも、最後は自分でやらなければならないことを学んでいきます。

 

 

 

 

そして、自分の人生を引き受ける過程で、子どもは自分を律する(コントロール)ことを学びます。

 

 

 

自分を律しないと、自分がほしいものを手に入れられないことを学ぶのです。

 

 

 

 

感情をコントロールし、行動をコントロールできるようになるのです。このとき親には、ただ眺める以上の役割があります。

 

 

 

 

子どものコーチとして、子どもがその学びの峠を越えられるよう応援することです。

 

 

 

 

携帯電話やスマホを使いすぎた子どもに、「今月の電話料金、3000円オーバーしているよ」

 

 

 

 

「3000円!?まずいな。ねえ、お母さん払っといてよ」

 

 

 

 

「まずいよね。でも、お母さんは払えないわ」

 

 

 

 

「何で!いいじゃない。けちだな」

 

 

 

 

「電話料金を範囲内に納めるのはたいへんよね」

 

 

 

 

「だろ?だから、ねえ、いいでしょ?」

 

 

 

 

「だめです」

 

 

 

 

「なんでだよ。俺、借金漬けになっちゃうよ」

 

 

 

 

「本当にたいへんね。高校生で借金漬けじゃ。だから、そうならないように、携帯はうまく使ってね」

 

 

 

 

子どもに共感を示しながら、子どもの進めべき道を示します。子どものどんな抵抗にも挑発にも乗らずに、共感を示し、そして、進むべき方向を示唆します。

 

 

 

 

そうすることで、子どもの学びを邪魔せずにすむのです。子どもに自己コントロールを教えるときには、何より親自身が自己コントロールができていることが大切です。

 

 

 

 

子どもが学ぶチャンスを奪う対応も見て見ましょう。

 

 

 

 

「今月の電話料金3000円オーバーしているよ」

 

 

 

 

「3000円!?まずいな。ねえ、お母さん払っといてよ」

 

 

 

 

「何言ってるの!だからちゃんと考えて使えって言ったでしょ。だめよ、自分で払いなさい」

 

 

 

 

「なんで!いいじゃない。けちだな」

 

 

 

 

「何がけちよ。自分が使いすぎておいて。」

 

 

 

 

「この次からちゃんとやるから・・・・」

 

 

 

 

この問答の末、もし親が払ってしまったら、子どもは親に責任を押し付ける腕は上げますが、自分の不始末を引き受けることは学びません。

 

 

 

 

親子の関係は対立を保ちつつ、子どもは親に依存し、親は子どもの人生を引き受けることになります。

 

 

 

 

もし、親が払わなかったとしても、子どもは親がうるさいから自制するのであって、自らの責任を学ぶことはないかもしれません。

 

 

 

 

子どもは自分をコントロールすることも、行動を自制することも学びません。限界を設定したら、その限界と向き合って子どもが必要なことを学べるようなコミュニケーションを心がけましょう。

 

 

 

 

子どもが必要なことを学ぶときに、親とのいい関係を犠牲にすることはありません。親は常に子どもの見方なのです。

 



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