ひきこもり・ニート・スネップ・不登校とアスペルガー症候群
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ひきこもり・ニート・スネップ・不登校とアスペルガー症候群

2015年12月09日(水)7:57 PM

親は、子どもが社会生活を営めるように、さまざまことを教えていかなければなりません。

 

 

 

 

人とあったらあいさつをする、身の回りのものは整理整頓する、きちんと身だしなみを整える、忘れ物をしない、お金の管理をしっかりする・・・・といった基本的な生活習慣にはじまり、友達との付き合い方、学校での過ごし方、学習に対する取り組み方などをひとつひとつ根気よく、ていねいに教えていきます。

 

 

 

 

一般の子どもは、友達や兄弟の様子を観察しながら、ああすれば親にしかられるからやらないようにしよう、ああすればうまくいく、といったように学習しているものです。

 

 

 

 

しかし、アスペルガー症候群の子どもは、それが非常に苦手です。単に「してはだめ」としかられても、何が悪かったのか理解することができません。

 

 

 

 

どのようにすればよかったのか、具体的にひとつひとつ教えてもらうことで、はじめて学習することができるのです。

 

 

 

 

次の項は、アスペルガー症候群の子どもの特徴と、それに対応する方法です。参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

アスペルガー症候群の子どもはちょっとした変化でもストレスになります。何が期待されているのかわからないときは、自分で儀式的な行動を繰り返すことで、なんとかこころのバランスを保っています。

 

 

 

 

こうした行動は周囲から奇異に見られます。このような状態を避けるためには、あらかじめスケジュールを決めておき、そのとうりに進めていくように言い聞かせておきます。

 

 

 

 

仕方なく予定を変更するときには、予定の変更は最小限にし、事前に「今日はこういう予定だったけれど、こうなりますよ」と丁寧に説明してあげることです。

 

 

 

 

説明するときには、文字や絵を使うと伝わりやすいことがあります。そのとき、彼らの視線をよく見てください。

 

 

 

 

なにか別のものに気がいっているかもしれません。また、わたしたちが考えているほどには、彼らの頭には入っていないことがあります。

 

 

 

 

アスペルガー症候群の子どもは、人と付き合うときのルールを理解することが苦手です。

 

 

 

 

自己中心的で、相手の気持ちを考えずに発言してしまうことがあります。そのため、他のこどもからいじめられていることも少なくありません。

 

 

 

 

友達に話しかけるときには、いきなり自分の言いたいことを言うのではなく、「ちょっといいですか」と言ってから話し始めるように教えます。

 

 

 

 

また、友達に不快感を抱かせないあいづちの打ち方を教えておくのもいいでしょう。「そうだね」という一言がなかなか出てこないからです。

 

 

 

 

どのような状況で「ごめんなさい」というべきかもきちんと教えておく必要があると思います。

 

 

 

 

さらに「すごいね」「えらいね」という言葉と、それを言う状況とを教えてあげれば、なお友達との関係はよりよいものになるでしょう。

 

 

 

 

アスペルガー症候群の子どもは、気持ちを表す言葉も選ぶことができません。「困った」「うれしい」「悲しい」といった言葉は、どのような感情のときに口にするのか、子どもたちが、そう感じたときに代わりに「困ったね」などと言ってあげるようにすると、感情と言葉が結びつきます。

 

 

 

 

また、アスペルガー症候群の子どもは、自分の行為がどんな結果を及ぼすかという予測が苦手なので、周りの子に乗せられやすく、逃げ方も苦手です。

 

 

 

 

ほかの子どもは大人に見つかりそうになるとサッと逃げていくのに、アスペルガー症候群の子どもは逃げずにつかまってしまいます。

 

 

 

 

そのため、いつもあの子は問題ばかりおこすとレッテルを貼られかねません。友達によくないことに誘われたときに、どんなふうに対処したらいいのか、具体的に教えてあげる必要があります。

 

 

 

 

「いやだ」「やりたくない」などと、きちんと断ることが必要であると話してあげましょう。

 

 

 

 

言葉で断らずに手で払いのけたり、ものを投げたりすると困ることになるということも、教えてください。

 

 

 

 

アスペルガー症候群の子どもは、なにか変わったことばかり考えたり、ものを集めたりと、限られた興味にこだわる傾向があります。

 

 

 

 

そのため、状況を考えず、何度も同じ話をしたり、授業中、一方的に質問をまくしたてることがあります。

 

 

 

 

そんな場合は、「そういう話はここではしてもいいけれども、ほかではしてはいけないよ」と教えたり、「ひとつなら質問してもいいよ」と教えてあげる必要があります。

 

 

 

 

つまり「制限」を設けますが、逃げ道をちゃんと用意してあげるのです。また、興味の対象を学習のテーマに結び付けて、課題を与えるのもいいことだと思います。

 

 

 

 

アスペルガー症候群の人は、必要な情報と不必要な情報を整理することができず、なんでも同等に頭に入ってくるので、常に気をそらされ、注意を集中することができません。

 

 

 

 

そこで、刺激の少ない整理整頓された環境をつくることが大切です。これを「場面の構造化」といいます。

 

 

 

 

課題は細かく分けて、ひとつずつ取り組ませるようにします。そしてできたら、そのつどほめてやり、振り返って確認します。

 

 

 

 

子どもにとっては小さな達成感の積み重ねによって、課題に対する意欲を持つようになります。

 

 



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