引きこもり・ニート・スネップ・不登校に関連する障害~発達障害の習癖
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引きこもり・ニート・スネップ・不登校に関連する障害~発達障害の習癖

2015年12月07日(月)11:40 PM

発達障害者、特にADHDやASは、爪かみ、貧乏ゆすり、チック、抜毛など、いろいろな習癖を示しやすいことが知られています。

 

 

 

 

特にチック症や抜毛症(トリコチロマニア)は治療が必要なほど、ひどくなることがあります。

 

 

 

 

ここではこの2つの習癖についてお話します。まずチック症ですが、これは、顔面、肩などにピクピクッとした瞬間的な動きが、本人の意思とは関係なく繰り返し起きてしまうことを言います。

 

 

 

 

一番多いのは瞬きで、ほかにも肩をぴくっと動かす、頭を振る、顔をしかめる、口を曲げるなどいろいろとあります。

 

 

 

 

症状が重くなると、腕が動いたり、音声チックといって声を発したりすることもあります。

 

 

 

 

頻繁にため息のような声を出したり、咳払いをしたり、なかには「馬鹿!」などの汚い言葉を絶えず口にすることもあります。

 

 

 

 

チック症は男性に多く、重度になるほど多発性になり、顔面、首から下のほうにマーチ(行進)していきます。

 

 

 

 

比較的軽い一過性のチックは、母親などの過干渉や支配的な養育態度などによって起こる心因性のものですが、重度の慢性チックになると、家庭の養育環境の偏りだけでなく、何らかの脳の機能的、気質的障害が関与していると考えられています。

 

 

 

 

これまでの研究では、脳の線条体、尾状核などの基底核の異常が指摘されています。

 

 

 

 

このため、ごく大雑把に言えば、軽いチック症は心因的要因、重いチック症は生物学的要因(脳の機能障害)によるものと言えます。

 

 

 

 

次に抜毛症ですが、これは自分の毛髪、眉毛、すね毛などを無意識に引き抜いてしまうものです。

 

 

 

 

ひどい場合、頭皮の地肌が見えるまで抜いてしまう人もいます。この習癖は男性に多いチック症と異なり、女性に多い習癖であり、通常、小学生から中学生に発症しますが、成人になっても続くことがあります。

 

 

 

 

なかには自分の毛だけでなく、飼っている犬や猫の毛を抜いたり、人形の毛を抜いたりするケースもあります。

 

 

 

 

また抜いた自分の毛や人形の毛などを食べる「食毛症」になる人もいて、この場合は毛が腸内に移動してイレウス(腸閉塞)を発症したり、毛が胃液で結石化(毛髪胃石)して胃潰瘍を発症することもあります。

 

 

 

 

実際、抜毛症のあるADHDの女性が、「お腹が痛い」というので、ひょっとしたらと思い、胃の中を調べてみたら、案の定、毛髪胃石が見つかったことがあります。

 

 

 

 

抜毛癖の原因としては、親などの過干渉や支配的な養育態度のほか、子どものころ、十分に甘えられなかったことがあげられますが、発達障害も大きな要因となります。

 

 

 

 

ADHDがなぜ抜毛癖を示しやすいのか、はっきりしたことはわかっていませんが、彼らはストレスに対する抵抗力が弱いので、おそらく養育環境のゆがみを直接受けてしまうのだといわれています。

 

 

 

 

また抜毛癖は、爪かみと同様、不注意優勢型のADHDに多いので、半覚醒・半睡眠の状態にある自分の脳を覚醒させるために自己刺激的におこなっている自己投薬の一種なのかもしれません。

 

 



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