引きこもり・ニート・不登校の子どもの精神的成長
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引きこもり・ニート・不登校の子どもの精神的成長

2015年11月18日(水)12:31 AM

人間は、生まれた直後から死を迎えるまで、自分の人間関係のパターンをつくり替えていくプロセスを繰り返していきます。

 

 

 

 

壊しては新しく構築する、というプロセスです。最初のプロセスは一歳にならないうちに始まります。

 

 

 

 

生まれたばかりの新生児は、自分と他者の区別がつきません。母親と自分は一心同体だと感じています。

 

 

 

 

おなかかすいたら母親はミルクを与えてくれますし、用をたしたら、おしめを替えてくれます。

 

 

 

 

そのころの新生児にとっては、母親は自分の一部のように認識されると言われています。

 

 

 

 

この時期は、共生期と呼ばれ、母子とももっとも幸せな時期であると言われます。

 

 

 

 

しかし、至福の共生期は、数ヶ月程度しか続きません。子どもはやがて、自分と母親が別個のものであることに気づき始めます。

 

 

 

 

それは、母子間での、ちょっとしたずれがきっかけとなります。このずれは、おなかがすいたときにミルクがもらえないといった、ちょっとした苦痛の体験の中で認識されていきます。

 

 

 

 

また、子ども自身の興味の拡大も、そのずれを大きなものにしていきます。たとえば、母親は、ずっと子どもを抱っこしていたのに、子どもは畳の上を這い回るてんとうむしに心を奪われ、母のもとを離れようとします。このような、母親から離れていこうとするプロセスは、「分離・個体化」とよばれます。

 

 

 

 

この分離・個体化の時期に、子どもははっきりと母親と自分が別の個体であるということを認識するのです。

 

 

 

 

そして、その次にくるのが「再接近」と言われるプロセスです。この最接近期になって初めて子どもは、母親を自分と同じ一人の人間として接しはじめます。

 

 

 

 

言い換えれば、子どもは自分の中で、「母親は自分の一部」という認識の上に作られた母子関係のパターンを、人対人の関係パターンに作り替えるのです。

 

 

 

 

このような、「共生期→分離・個体化期→再接近期」と同じようなプロセスは、「価値観への同一化→脱同一化→価値観の再構築」とも言い換えることができます。

 

 

 

 

ある価値観に自分を合わせ、それが習慣化していくうちに、その価値観と自分の感覚や思考との違いに気づき、価値観に同一化した自分のパターンを壊す過程で、新たな価値観を見出し、今度はその新しい価値観に同一化していくというプロセスです。

 

 

 

 

この価値観への同一化から再構築のプロセスは、その後もずっと続いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 



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