引きこもり・ニート・スネップ・不登校と発達障害の診断
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引きこもり・ニート・スネップ・不登校と発達障害の診断

2015年11月07日(土)10:02 午後

内科の病気は、X線やMRI、CTなどの画像診断をしたり、血液検査などをして病気を発見することができます。

 

 

 

 

医師から目に見える画像や数値として異変を示されるので、患者さんにもよくわかります。ところが、児童精神科では数値であらわせるような検査ができません。

 

 

 

 

目に見えないこころの発達の状態を把握するには、その子どもがどんな家族のなかで、どんな関係をむすび、どのような発達の仕方をしてきたか、一つひとつ成長の過程をたどりながら、手探りで診断していくことになります。

 

 

 

 

発達障害の診断では、はじめにその子がどのような家庭でどのような育ち方をしてきたのかをよく調べ、子どもの行動を観察していきます。

 

 

 

 

母親に、その子が生まれたときの状況、赤ちゃんのときの様子、どんな発達をしてきたのか、何が心配な点だったのか、といったことを注意深く聞きながらチェックしていきます。

 

 

 

 

とくに赤ちゃんから幼児期にかけて、親子がどのような愛着関係にあったのかという点は、重要なポイントになります。

 

 

 

 

家族についての情報も、発達障害の子どもの親や祖父母には、にたタイプの人が見られることから、ひとつの手がかりになります。

 

 

 

 

父親や母親の性格やものの考え方だけでなく、それぞれがどのような育てられ方をしてきたのか、子ども時代はどんな様子だったのかということも聞きます。

 

 

 

 

つぎに、子どもの行動を観察します。自閉症やアスペルガー症候群によくみられる特徴と照らし合わせ、症状が該当するかどうかチェックしていきます。

 

 

 

 

このように発達の仕方、家族のようす、行動の観察結果を総合的にとらえながら、最後にそれぞれの障害の診断基準に当てはめ、その子どもの症状がどの障害に分類されるのかを考えていきます。

 

 

 

 

日本では、アメリカ精神医学会の診断基準(DSM-IV)と世界保健機関(WHO)の診断基準(ICDー10)が使われています。

 

 

 

 

診断には十分に時間をかけなくてはなりません。子どもの発達の様子を聞かなかったり、行動を観察せず、単純に診断基準に当てはめただけでは、正確な診断はできません。

 

 

 

 

発達障害の症状は、どれもよく似たところがあり、典型的な症状ばかりではないからです。

 

 

 

 

診断基準のチェックだけで考えますと、場合によってはひとりの子どもに複数の診断名がついてしまうことあるほど、診断は容易ではありません。

 

 

 

 

診断は、よほど典型的な例ではないかぎり、すぐにはわからず、時間がかかります。

 

 

 

 

何度も何度も医師のところに通ってようやく数年たってからアスペルガー症候群と診断できた例もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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