自閉症・アスペルガー症候群・AD/HDと不登校・ニート・引きこもり
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自閉症・アスペルガー症候群・AD/HDと不登校・ニート・引きこもり

2015年11月05日(木)8:32 午後

自閉症やアスペルガー症候群・AD/HDの子どもたちは、脳の機能障害が背景にあり、その症状はよくにています。

 

 

 

 

AD/HDの不注意・多動・衝動性という特徴は、多くの発達障害のベースになっていて、自閉症やアスペルガー症候群の子どもも大なり小なりもっています。

 

 

 

 

精神遅滞やLDも、自閉症と重なる部分があります。

 

 

 

 

難しいのは、その境界にあるような症状を示す子どもで、なかなか診断がしにくい場合があります。

 

 

 

 

いくつもの障害が重なり合ったとき、なにをメインにして治療すればよいのかという疑問がわいてきます。

 

 

 

 

AD/HDの症状があるからといって、すべてAD/HDと診断してしまうというのも乱暴でしょう。

 

 

 

 

多くの場合、AD/HDの症状をもっていたとしても、自閉症の特徴が見られたら、自閉症と診断します。

 

 

 

 

AD/HDの多くは大人になると症状が軽減していきますが、自閉症は基本的に一生つづくからです。

 

 

 

 

精神遅滞の場合には、軽度の場合と重度の場合で分かれます。軽度の精神遅滞の場合なら、軽度精神遅滞とAD/HDとの診断をして、普通はAD/HDの治療をまずおこなって、ある程度の落ち着きが見られてから精神遅滞の療育指導をしたほうがいいでしょう。

 

 

 

 

重度の精神遅滞の場合は、AD/HDと診断する必要はありません。重度精神遅滞として、ずっと将来のことまで考えて、継続的な治療や療育指導をしていかなければならないからです。

 

 

 

 

では、LDとAD/HDとの関係はどうでしょうか。LD,学習障害という概念と、AD/HDに含まれる行動障害という概念は、別々に派生してきたものですが、1960年代にはこの2つをコインの両面のように考えるようになりました。

 

 

 

 

つまり、運動・行動からみればAD/HDですが、学習の面から見ればLDというわけです。実態は同じですが、診断的にはLDとAD/HDの二重診断をするほうが妥当です。

 

 

 

 

LDを専門にしている教育心理学者は、LDのチェックリストをだしていますが、じつはこれはAD/HDの行動チェックリストです。

 

 

 

 

教育心理学者たちは、目の前の子どもの症状に教育という点からしか光を当てていないので、AD/HDの子どものことはまったくみえていなかったのです。

 

 

 

 

これが誤解と混乱を呼びました。また、2つ以上の障害が同時に存在するような場合があります。おおもとの障害があり、別の障害が加わった場合、症状だけを取り出して診断すると、2つの診断名がついてしまいます。

 

 

 

 

たとえば、統合失調症の人が長い経過のうちに鬱病になると、統合失調症と鬱病という2つの診断名がつきます。

 

 

 

 

すると、この人はどちらの診断名を優先させて治療すればよいのかといった疑問がでてきます。

 

 

 

 

この場合、通常は統合失調症を基本に考えて、その人の社会的な適応の仕方によって、鬱状態になったのだととらえ、総合的な治療をしていきます。

 

 

 

 

鬱病だけを治療しても、その基盤となることに目をむけなければ問題は解決しません。

 

 

 

 

発達障害の人が、鬱病などを併発した場合も同様です。基盤になっている発達障害を考えて、鬱病を発症した心理的メカニズムを考えながら、総合的な治療をしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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