注意欠陥/多動性障害(AD/HD)
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注意欠陥/多動性障害(AD/HD)

2015年10月28日(水)11:27 AM

 

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)は最近たいへん増えていて、一度は病名を目にしたことがあるかもしれません。

 

 

 

 

ところで、この病名ですが、アメリカ精神医学会の新しい診断基準(DSM-IV)では、「注意欠陥/多動性障害(AD/HD)」と表記されています。

 

 

 

 

この障害はかつて「微細脳機能不全症候群」(MBD)といわれていましたが、1980年の診断基準(DSM-III)で「注意欠陥障害」(ADD)となりました。

 

 

 

 

その後、不注意、多動性、衝動性の症状をもつケースをまとめて87年には「注意欠陥多動性障害」(ADHD)となり、現在は「注意欠陥/多動性障害」と表記されるようになりました。

 

 

 

 

不注意が特徴的なタイプ、多動性や衝動性が特徴的なタイプ、混合したタイプと、3つに大きくグループ分けしたためです。

 

 

 

 

そこで、「注意欠陥」と「多動性」の間に「/」を入れて、87年での診断名と区別しています。

 

 

 

一方、世界保健機関(WHO)では、アメリカの診断名でいわれているような心理学的な分類は、まだ世界的に認められていないとして、一線を画する意味で診断名を単に「多動性障害」としています。

 

 

 

 

一般的に2~3歳ごろから落ち着きがなく、なれなれしく、かんしゃくを起こすなどで、気づかれることが多いようです。

 

 

 

 

なれなれしいというのは、子供の場合、重要なサインです。親子関係に問題があって、虐待されているような子供もなれなれしい態度をとることがあるからです。

 

 

 

 

学齢期になると、これに加え、学業成績の不振、気分の不安定、自分勝手な行動、不器用などがつけ加わり、診断基準にあるような不注意、多動性、衝動性のいずれかが特徴的になってきます。

 

 

 

 

AD/HDの子供の特徴をあげてみましょう。

 

 

 

 

○危険なことを平気でやる。

 

 

 

 

○他の子供に乗せられて危ないことをやらされてしまい、自分だけ捕まる。

 

 

 

 

○事故にあうことが多い。

 

 

 

 

○列に並んで待つことができない。

 

 

 

 

○授業中、突然大声で話し出す。

 

 

 

 

○他の人やものに勝手にさわってしまう。

 

 

 

 

○論理的な話ができない。

 

 

 

 

○グループで行動することができない。

 

 

 

 

○正しい順序でものごとを遂行することができない。

 

 

 

 

○欲求不満の耐性が低く、突然切れることがある。

 

 

 

 

何よりも、行動に移す前に考えることができません。いつもなにか事件が起きるとその子がいます。グループ内にいるまとめにくい子や、教室で問題児として扱われてしまうのもAD/HDの子に多いのです。

 

 

 

 

多くの場合は、思春期までに症状は目立たなくなっていきますが、大人になっても残っている場合があります。

 

 

 

 

これをアダルトAD/HDといい、「片付けられない症候群」として一般にも知られています。とにかく寝る場所もないくらい部屋が散らかっています。

 

 

 

 

脱いだ衣類を次々に重ね、食べたお菓子の空き袋が、その間にはさまっています。意外に、ふつうに会社勤めをしていたり、服装は清潔感があったりします。

 

 

 

 

アダルトAD/HDには、社会的に不器用でひきこもるタイプ、衝動的・破壊的行動を有するタイプ、どちらにも当てはまらないタイプがあります。

 

 

 

 

なかには、反社会的な行動をして、何度も刑務所に入る人もいます。

 

 

 

 

 

 



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