スポーツ推薦と高校中退
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スポーツ推薦と高校中退

2015年09月18日(金)12:33 AM

スポーツ推薦で高校に入学後、中退してしまうケースは珍しくありません。

 

 

 

 

そして中退後に学力の問題が浮上してきます。高校を中退した、では転入試験を受けよう、ということになっても、

 

 

 

 

ほかの高校に入るだけの学力がないことを知るのです。

 

 

 

 

つまり、中3のとき、推薦入学が視野に入った段階で、生徒自身が学業を放棄してしまうからです。(もちろん全員ではありませんが)

 

 

 

 

「自分はスポーツだけやっていればいいんだ」

 

 

 

 

そしてこの生徒の親も、スカウトに来たコーチの甘言を信じてしまって、「そうだ、スポーツだけがんばれ!」と背中を押します。

 

 

 

 

努力すれば○○監督が鍛えてくれる、磨いてくれると誇大に信じてしまうのです。

 

 

 

 

このような流れの中で中退を余儀なくされた生徒は当然、打ちひしがれます。これはトラウマになるからです。

 

 

 

 

学校=大人社会に裏切られたと思い、同時に自分の非力を思い知らされます。

 

 

 

 

ですから、関東自立就労支援センターに相談に来ても、重く傷ついた子どもは「やり直し」を決断するまでしばらく時間がかかります。

 

 

 

 

それでも再挑戦しようとして、勇気を出してくるわけです。

 

 

 

 

高校を卒業したい、進学して新しい道を見つけたいから・・・・・。

 

 

 

 

彼らは総じていい子が多いです。礼儀正しいし、コミュニケーションもとれます清掃作業等も率先してやってくれます。

 

 

 

 

ないのは学力だけです。ですから指導の基本は得意教科を見つけて、自信をつけてもらって次に苦手な分野も克服していくというやり方になります。

 

 

 

 

彼らがわたしと対話ができるのがありがたいです。部活でそういうところは鍛えられています。

 

 

 

 

ここ数年では、まずコミュニケーションをとることからはじめなければならないケースが増加していますので。

 

 

 

 

 

スポーツ推薦で高校に入ってきた生徒が挫折して高校を中退するというケースも常に起きています。

 

 

 

 

スカウトマンでもあるコーチの先生には熱いタイプの人が多くて、落ちこぼれそうな子どもをなんとかしようとがんばります。

 

 

 

 

けれども、高校のスポーツ部の監督は絶対的権力者です。ですから、落ちこぼれそうな生徒を救うため、ということでコーチに動かれるのがうるさく感じたら、3月末日をもって辞めさせてしまったりします。

 

 

 

 

入ってきた生徒がコーチを探しても、「自己都合で辞められたよ」とおしえられるだけです。

 

 

 

 

まるでプロチームのような厳格さです。

 

 

 

 

監督はある意味、独裁者です。その下で部活動に従事する生徒は大変です。

 

 

 

 

推薦を受けたのですから、生徒は「自分はやれる。途中で辞めさせられたりしないはず」と信じています。

 

 

 

 

けれど、いったん怪我などして使い物にならないと判断されたら、即リストラされてしまいます。

 

 

 

 

親子ともに冷静に考えていただければわかるはずなんです。

 

 

 

 

甲子園に出るような強豪校に、応援で参加している控えの選手がどれだけいると思いますか?

 

 

 

 

ものすごい数です。その多くの選手の頂点にいなければ、レギュラーにはなれません。

 

 

 

 

グラウンドに自分が、自分の子どもが立って活躍できるかどうか、冷静に考えればわかることなのです。

 

 

 

 

東大に入る人数より少ないです。スポーツで活躍する生徒は狭き門をくぐりぬけた少数者であり、能力差は歴然としています。

 

 

 

 

努力なしでもすでに勝者なわけです。それがさらに努力して一流の選手になっていきます。

 

 

 

 

では、そういうもって生まれた勝者の風格や能力がないのにスカウトされた、自分の子どもは何なのでしょうか?

 

 

 

 

それは数あわせでしかないのです。高校はビジネスです。ひとつまみの「一流選手」に、プラス施設費用や入学金のための「その他の選手」なのです。

 

 

 

 

こんな逸話があります。超どきゅうの選手一人のために彼の友人であるそこまで才能のない選手たちを希望のままに推薦入学させたという・・・・。

 

 

 

 

たった一人のためにそこまでやるんです。高校の部活動の不祥事がときどき発覚します。

 

 

 

 

そこではトラブルを起こした生徒とその他大勢をとがめて、レギュラーに対してはおとがめなしにします。

 

 

 

 

このようなことは当たり前に行われています。その他大勢を辞めさせても痛くもかゆくもありません。

 

 

 

 

また次の年にはたくさん補充されるわけですから。

 

 



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