高校中退生徒の受け皿のない高校教育制度
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高校中退生徒の受け皿のない高校教育制度

2015年09月15日(火)10:28 PM

現在、ほとんどの高校の不登校生徒の受け皿は、通信制高校になっています。高校を中退した生徒を含め、約20万人の生徒が現在、通信制で教育を受けています。

 

 

 

 

全高校生の17人に1人は通信制高校の生徒ということになります。

 

 

 

 

わたしは通信制を否定したいわけではありません。けれども、通信制だと起床から就寝までの生活リズムが崩れることが多く、生活習慣が乱れてしまったまま高校を卒業し、大学に入ったとしても、その大学で中退者を出してしまうという結果も生んでいます。

 

 

 

 

大学には入学したけれど、中途退学は7~8万人という報告があるくらいです。その理由は「朝、起きられない」などですが、笑っていられません。

 

 

 

 

「朝、起きられない」はそれこそ典型的な「うつ病」の症状に当てはまる場合もあります。通信制高校でも大都市圏にある学校は、「サポート校」に通えます。

 

 

 

 

通えるけれど、これは強制ではありません。だからサポート校に行かない生徒のほうが多いのが現状です。

 

 

 

そうなりますと、自然と生活がおかしくなります。家にずっといて、勉強といっても他人と触れ合うわけでもありません。

 

 

 

 

これでは本当の学習になりません。こうした現状を見ますと、通信制高校には教育上の限界があると思われます。

 

 

 

 

10年前から、それまで不登校や中退者の受け皿となっていた定時制高校を、大都市圏では減らしています。

 

 

 

 

都立は高校の統廃合で定時制高校は半分以下になり、受け皿がありません。勉強させる時間と環境が限られる通信制高校の人間は、サポート校に対して「仕方がないけれどお願いします」と言うのがやっとなのです。

 

 

 

 

今のところ、これしかないのだと・・・・。ですから全国展開で公立高校転向制度をやってくれたらいいと思います。

 

 

 

 

公的なものはどんどん削っている一方で、政府はニートやひきこもり対策を重点的にやると言っています。しかし、それは間違っています。

 

 

 

 

本来なら不登校・中退になり、さらにひきこもりやニートにいたる原因を絶たないといけないはずです。その原因を絶つことのできる最後の砦が高校です。

 

 

 

 

小中学校で失敗していても、高校で生活習慣や基礎学力を身につければ、社会で役立つ人材が育つはずです。

 



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