ひきこもり・ニートと親の結婚の常識
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ひきこもり・ニートと親の結婚の常識

2015年07月07日(火)8:44 PM

関東自立就労支援センターではここ最近、おめでたい話が続いています。

 

 

 
卒業生の年賀状に小さな子どもを抱えた家族写真が来るようになってからすでに9年ほど経過しています。

 

 

 

 その数は全部で数十通を超えるまでに増加しました。

 

 

 

 関東自立就労支援センターの卒業生同士というカップルがほとんどですが、いずれもわたしには予測できない組み合わせばかりです。

 

 

 

 

互いにアルバイトだったり、女性のほうが収入が多かったり、20世紀の結婚の形とはあきらかに異なる21世紀型の結婚の実情がここにはあります。

 

 

 

 

親御さんの感覚からしてみれば、「アルバイト同士で結婚して、生活していけるのか」と疑いたくなるかもしれません。

 

 

 

 

でも、お金に価値をおかず、ビンボーも気にしない当人たちは、そんな不安は毛頭抱いていないのです。

 

 

 

 

それに、共働きであればそれぞれが年収200万円程度でも、十分暮らしていけます。

 

 

 

 

親御さんは「年収600万円程度はないと嫁さんはもらえない」などといいますが、これは新しい21世紀の現実を知らないからこその発言です。

 

 

 

 

今の世の中で、年収600万円を超える30代の未婚男性など、わずか3.5パーセント程度にすぎません。

 

 

 

 

これでは誰も結婚できないことになってしまいます。

 

 

 

 

とくにお父さんたちは信じがたいでしょうが、元ひきこもりの男性を選ぶ女性たちは、経済力といった条件ではなく、本人の人間性そのものを見ているようです。

 

 

 

 

お父さんが「パラサイト男」と形容するような若者に、人間としての魅力を感じ、結婚したいと望む女性が出ているのです。

 

 

 

 

「男は仕事、女は家庭」の前世紀の役割分担が逆転したケースも増加しています。

 

 

 

 

小学校教師の女性と元ひきこもりの男性のカップルでは、子どもが生まれると彼がアルバイトをやめて専業主夫になりました。

 

 

 

 

お父さんたちは頭を抱えて嘆くかもしれませんが、仲間たちは彼を「男らしい」と称し、彼女も「彼の男らしさが心強いからこそ、教師を続けられる」と話しています。

 

 

 

 

20世紀の高度経済成長期の結婚で生まれたのは、経済単位としての家族であったように思います。

 

 

 

 

それが経済の成熟を迎えた今、結婚の形にも変革の時期を迎えているのではないでしょうか。

 

 

 

 

若者たちは当たり前の人間として、ともに人生を生きていく家族を形成しようとしているように見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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