ひきこもり・ニートとがんばりすぎる親
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ひきこもり・ニートとがんばりすぎる親

2015年07月05日(日)10:39 午前

ひきこもりやニート・スネップ等のお子さんが社会から孤立していると、親御さんがどうしても責任を感じるのは当然のことでしょう。

 

 

 

 

そこで、わたしは講演会や個別相談等でもいつもこう語ります。

 

 

 

 

「あらゆる子育ての結果は、偶然に過ぎません」と。

 

 

 

 

このように考えることができれば、親御さんの肩に重くのしかかる力が少しは軽くなるのではないでしょうか。

 

 

 

 

とくに強く責任を感じているのは、やはりお母さんです。お父さんは外で仕事に専念し、子育てはお母さんにおまかせという家庭が多いからかもしれません。

 

 

 

 

専業主婦のお母さんは、わたしの子育てのどこが悪かったのかと悩みます。

 

 

 

 

「わたしが口出し過ぎたから」「小さい頃から勉強ばかりさせすぎたから」などと、教育熱心な母親ぶりを反省するのです。

 

 

 

 

かといって、仕事を持つお母さんのほうが責任を感じにくいかというと、それも違います。

 

 

 

「小さいうちから保育園に預けて、十分な愛情を注げなかったから」と、自らを責めさいなむケースも多く見受けられます。

 

 

 

ここでちょっと考えていただきたいのが、完璧な人間もいなければ、完璧な母親もいないということです。完璧な子育てなどというものもありません。

 

 

 

 

たしかに、よくなかった点、やりなおしたい点はどんな親にもあるでしょう。でも、それは本当に致命的な失敗でしょうか。

 

 

 

 

今から挽回しようとがんばりすぎると、かえって逆効果になります。

 

 

 

 

自分の子育ての反省過剰から他人を寄せ付けない母子密着状態になり、結果、ひきこもりを長引かせている場合が多く見受けられます。

 

 

 

 

専業主婦でも、お母さんが働いていても、スムーズに自立していく子どももいれば、つまずく子どももいます。

 

 

 

 

 

 

「ここが悪かったから、こうなった」という単純でストレートな答えは見出せないのです。

 

 

 

 

一方のお父さんたちは、まずお子さんが問題を抱えている事実から目をそむけようとする傾向があります。

 

 

 

 

「自立できる子どもを立派に育てたい」

 

 

 

 

「正しい父親でありたい」

 

 

 

 

「子育てを間違ってはいけない」

 

 

 

 

という思いが強すぎて、目の前に問題があることを認めたがらないのです。

 

 

 

 

ようやく状況を受け入れ、お父さん自身も解決のためにうごく必要があるとわかっても、今度は、「対処法を間違ってはいけない」と、まるで会社の仕事のように、万全な方法を気張るあまり、身動きが取れなくなってしまう・・・・。

 

 

 

 

そうして具体的な行動を起こさないまま、年月が過ぎ去っていくケースが多いようです。

 

 

 

 

つまり、母親も父親も、そして家庭も、「完璧」「理想」「正解」を求めすぎると、自分も家族も苦しくなるばかりです。

 

 

 

 

お子さんの問題解決のために自分ですべてを背負い込むことをやめ、外部に助けを求めてもよいのです。

 

 

 

 

そうして親御さんは今までできなかった趣味などを、それぞれ楽しみ始めたほうがお子さんの気持ちも楽になってよい方向に向かうことが多々あります。

 

 

 

 

世の中が大きく変わり、教育が非常に難しい時代です。

 

 

 

 

まずは自らを責めることはやめましょう。

 

 

 

 



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