不登校と引きこもりとの関連性について(3)
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不登校と引きこもりとの関連性について(3)

2014年02月10日(月)6:42 午後

a1660_000025不登校と引きこもりとの関連性について(3)

 

 

しかし、登校している一般生徒に比べると、不登校経験者の未来は、必ずしも本人の希望通りではない場合も多く、その後の進路変更も少なくないのが現状です。一方、東京都の調査によりますと、引きこもりの32人を対象に「引きこもりの原因」を調査した結果、「職場不適応」を挙げるものがもっとも多く(28%)、次いで「病気」(25%)、それに続くのが「不登校」(’19%)です。

ところが、生育環境に関する調査結果を見ますと、「不登校経験がある」人は、引きこもりで34.4%(一般では5.3%)、「友達にいじめられた」人は43.8%(一般では18.0%)、「学校の先生とうまくいかなかった」人は40.6%(一般は10.7%)と、引きこもりの方が学校に適応しにくい状況が強いことがわかります。また、不登校から引きこもりひ発展した「不登校遷延型」は20%、小学校・中学校・高等学校で不登校を経験したことがある「不登校経験型」が16%、それに学業や教師不適応を示すものが33%となり、引きこもり全体の7割近い者が何らかの形で学校での不適応感を経験していることがわかります。

以上のことをふまえると、不登校がそのまま引きこもりに移行するというケースは決して多数派ではありませんが、学校時代の不登校に対し適切な対応や治療が」なされず長期化した結果、引きこもりに移行するケースがあることも事実です。そのため、不登校に対して、安易な楽観は危険であり(実際、進学も就職もしていない「無業者」の比率は全調査対象者の13.1%でしたが、中学卒業者全体では0.8%と低く、その差は明確です)、学校での対応が引きこもり予防としても非常に重要であることは認識すべきです。



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