引きこもりの本人からの聞き取り調査(3)
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引きこもりの本人からの聞き取り調査(3)

2014年02月09日(日)4:28 PM

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Cさん 

○現在:男性、27歳。平成22年11月からひきこもり自立支援センターへの通所を開始。現在も定期的に通所しつつ、飲食店でアルバイトをしています。

 

○家族関係:10代以降の家族関係はわりといいが、父親は「自分の考えを押しつけてくる」と感じており、父親との接し方を改善したいと考えています。

 

○友人関係:小学生時代には、泊まりに行ったり来たりする友人がいた。

 

○生活:生活リズムも整い睡眠も十分とれており、、健康的な生活ができている。

 

○時間的展望:将来の目標ははっきりと持っているが、現在の充実感は少なく満足感も低い。また過去については、つらいことばかりで今も引きずっている悪い思い出ばかり思い出される。

 

○対人関係:自分の思ったままに行動することが多く、わがままだと思う。一方、人に合わせて自分を取り繕ってしまうことも多い。

 

○今の自分への自信は「0点(100点満点中)」。不安や怒り、攻撃性も強い。

 

○支援スタッフからの意見:引きこもりの直接のきっかけは不登校(小学校時代から休みがちで、中学校で不登校になった。16歳でアルバイトをするが、それ以後引きこもるようになった。)不登校時代に、フリースクールなどに行っていたら、違っていたかもしれない。そういうところを紹介してほしかった。

 

引きこもりといっても、親子関係・友人関係・生活面などは三者三様であることがわかります。将来への展望は、目標の有無によって生活の安定性もかわってきます。(目標があると生活面でも安定しますが、目標がない場合は生活面も不安定要素が大きい)。しかし、3人に共通しているのは、過去の自分(挫折体験)に対して非常に悪いイメージを抱き続けていて、過去の自分に引きずられ、まだ過去から抜け出せていない点です。現在は各支援団体に通いだすなど、多少の改善はみられてうるのにもかかわらず、引きこもりという状態から解放だれない限り、「心の時計は過去の一時点で止まったまま」(cさんの言葉)なのかもしれません。



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団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
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理事:
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住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援