引きこもりの集団療法
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引きこもりの集団療法

2014年02月02日(日)10:35 PM

a1380_001481引きこもりの集団療法

 

 

引きこもりの当事者はもともとソーシャル・スキルに問題を抱えていたり、仲間体験が不足していたり、あるい

 

 

は仲間体験の中で傷ついた経験を持つ場合が少なからずあります。また、長期間にわたる引きこもり状況によっ

 

 

て、家族以外の対人的交流が著しく乏しくなっている場合もあり、二次的にも対人スキルを低下させます。当事

 

 

者は同年大集団との交流に特に大きな抵抗を感じている場合が多いため、適切にグループを活用した支援の意義

 

 

は非常に大きいといってよいでしょう。引きこもりの当事者は、いったんその状況を脱しても、些細なことをき

 

 

っかけに、ふたたび元の状態に戻ってしまうことも少なくありません。グループには、この逆行を防ぎ、周囲

 

 

とのコミュニケーションを保ち続けられるようにサポートする効果も期待できます。精神保健機関や医療機関など

 

 

で行われる集団精神療法、デイ・ケア、教育機関や精神保健機関、あるいはNPO法人などが提供する居場所や

 

 

フリースクールなど集団療法を提供する場は多様です。集団療法は、出席や発言を強制されない、発言に対して

 

 

少なくとも支援スタッフからは非難されない、途中いつでも中断、離脱できるといった支持的な枠組みが確立さ

 

 

れており、できるだけ支援スタッフ構成の変化が少ないこと、場所と時間が一定していることなどによって、集

 

 

団の安定性と恒常性が保証されていることが大切です。さらに、「スタッフの誰に、SOSを出せばよいか」が

 

 

明確になっているということも大切であり、担当の支援スタッフは当事者の症状や経過を十分に理解しておく必

 

 

要があります。集団療法への参加は周囲に強制されるべきものではなく、当事者の意思によってなされることが

 

 

重要です。引きこもりの当事者は集団に入ると、はじめのうちは人一倍の疲労感を感じ、回復にも時間を要する

 

 

ことを家族や支援スタッフは心得ていなければなりません。



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団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援