フロイトが示した「ひきこもり」に近い概念
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フロイトが示した「ひきこもり」に近い概念

2014年02月02日(日)4:05 午前

a0002_011870フロイトが示した「ひきこもり」に近い概念

 

 

「ひきこもり」は精神病理的概念に基づくものではありませんが、「自閉」はある意味でその先駆的な理論提供

 

 

をしたと言えなくもありません。とは言っても「ひきこもり」は精神医学的診断に馴染むものではありません。

 

 

「ひきこもり」状態を心理的防衛機制ととらえたのはフロイトです。フロイトは自我を壊さないようにしている

 

 

無意識的な対処方法を自我防衛機制と考え、「逃げる」という対処方法を「逃避機制」として取り上げました。

 

 

この逃避機制には「現実に逃避する」ものや「非現実(空想)に逃避する」ものもあるほか「疾病に逃避する」

 

 

などさまざまなものがあります。「現実逃避」とは俗に言えば「忙しい、忙しい」といって直面して解決しなけ

 

 

ればならない問題を避けてしまうものであり、「非現実(空想)逃避」は現実離れをしてしまうことで問題を避

 

 

けてしまうやり方です。「疾病逃避」とは身体の不調をことさら大きく言うことで現実避けようとする心理的機

 

 

制です。これらが意識的であれば「詐病」と言うことになります。

 

 

 

こうした防衛機制には、精神生活の妨げになる欲求不満や葛藤からくる緊張を押さえ込む抑圧のほか投射、同一

 

 

視、合理化、代償、昇華などがありますが、これらが微妙に絡み合って「ひきこもり」状態になることはしばし

 

 

ば経験されます。それは他者や社会との関係をうまく構築できないために現実から引き下がる状態といえるもの

 

 

であり、明快な逃避ではなく「ひきこもる」逃避と言えます。この現実から引き下がる行動を適応的であるか否

 

 

かという視点で見ますと、自我の崩壊を防ぐ意味では適応的であり現実社会と離れているという意味では不適応

 

 

的行動ということができます。



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