引きこもり・ニート・スネップ・不登校・フリーターと発達障害(成績が優秀な子どもほど、発達障害は見過ごされる)
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引きこもり・ニート・スネップ・不登校・フリーターと発達障害(成績が優秀な子どもほど、発達障害は見過ごされる)

2015年02月27日(金)10:23 午後

IMA20160724560017_TP_V発達障害者といえば、「知能の遅れがあって学業についていけない子ども」というのが一般的な理解でした。しかし、それは明らかに誤解と偏見であって、ADHDやASのように学業の遅れがそれほど目立たず、場合によっては健常児よりも成績の良い発達障害児が存在するなどとは、親も教師も想像できなかったのだと思います。

 

 

 

しかし、こどもの成長は、算数、国語などの学業成績に示される「認知や記憶能力の発達」だけではありません。成長には、いろいろな側面(発達のプロフィール)があって、ほかにも「社会性(対人スキル)の発達」、「感情、情動や行動のコントロールの発達」、「運動(特に協調運動)の発達」などさまざまな重要な要素があります。

 

 

 

そして、これらの発達のプロフィールのどれがどの程度遅れるかで、発達障害の種類も決まってきます。

 

 

 

たとえば、際だって「認知や記憶能力の発達」が遅れていればLD、「社会性の発達」が遅れていれば自閉症、「感情、情動や行動のコントロールの発達」が遅れていればADHD,「運動(特に協調運動)の発達」が遅れていれば脳性麻痺、発達が全般にわたって遅れていれば知的障害というように大きく理解されています。

 

 

 

しかし、これらは明確に分けられるわけではなく、たとえば、ADHDはよくLDを合併しますし、重度の自閉症は知的障害を合併しやすいです。

 

 

 

いずれにしても、いくら学校の成績が優秀であっても、たとえば、「社会性の発達」が未熟であれば、学校での集団行動に適応できず、さまざまな二次障害や合併症を示し、就職しても社会に適応できないことは容易に想像できます。

 

 

 

しかし、現実には成績優秀な子どもほど、発達障害は見過ごされやすいのです。成績が良ければ、少しくらいおかしな行動があっても、「あの子はちょっと変わってるから」ですまされやすいし、横並び意識の強いこの国では、たとえ発達障害を疑ったとしても、世間の手前、親も教師もなかなかそれを認めようとしないからです。その結果、何の治療もカウンセリングも受けないまま大人になっていく人が少なくありません。

 

 

 

実際、日本児童青年精神医学会における近年の学会発表をみると、軽度(高機能)の発達障害の7割以上は思春期以降に不登校や非行などの二次障害を示してから発見されています。成績優秀な子どもほど発達障害が見過ごされ、より深刻な二次障害や合併症をまねきやすいことを雄弁に物語っています。

 

 



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