引きこもり・ニートに多いうつ病
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引きこもり・ニートに多いうつ病

2013年12月31日(火)12:39 AM

 

 

引きこもり・ニートに多いうつ病

 

 

 

長期間の引きこもり生活を続けているうちにうつ病になったり、逆にうつ病になってから引きこもり生活になる人も多いので、うつ病についての記事を掲載したいと思います。(Wikipedia参照)

 

 

 

 

 

うつ病は、あまり生活に支障をきたさないような軽傷例から、自殺企図など生命にかかわるような症状を呈するものまであります。

 

 

 

 

精神症状

 

 

 

 

 

ボーっとすることが多くなり、口数が少なくなる。学校・会社・部活動では、休みがちになったり、不登校になる。

 

 

 

 

 

集中力、気力、意欲がなくなり、運動神経や記憶力が低下し、勉強ができなくなる。人の話を聞けなくなる。

 

 

 

 

 

「どうせ自分なんか価値のない存在だ」と考えるようになるなど、自尊心が低下する。

 

 

 

 

 

「抑うつ気分」とは、子分の落ち込みや、何をしても晴れないいやな気分や、空虚感・悲しさなどである。「興味・喜びの喪失」とは、以前まで楽しめていたことにも楽しみを見いだせず、感情が麻痺した状態である。

 

 

 

 

 

この2つの主要症状のいずれかが、うつ病を診断するために必須の症状であるとされている。

 

 

 

 

 

これら主要症状のいずれかが、うつ病を診断するために必須の症状であるとされている。これら主要症状に加えて、「抑うつ気分」と類似した症状として、「自分には何の価値もないと感じる無価値感」、「罪悪感」、「自殺念慮・希死念慮」などがあり、その結果として自殺に至る例もある。

 

 

 

 

 

 

身体的症状

 

 

 

頭が割れるような頭痛。不眠症などの睡眠障害。吐き気。少しの動作で疲れるようになってしまう。

 

 

 

 

 

消化器系の疾患で、急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍。摂食障害に伴い、食欲不振と体重の減少あるいは過食による体重増加。

 

 

 

 

 

全身の様々な部位の痛み(腰痛、頭痛など)訴えとしては「食欲がなく体重も減り、眠れなくて、いらいらしてじっとしていられない」もしくは「変に食欲が出て、食べ過ぎになり、いつも眠たく寝てばかりいて、体を動かせない」というものである。

 

 

 

 

 

睡眠状態と食欲状態はうつ病の問診項目である。うつ病の約8割に不眠が、1割に過眠が見られる。

 

 

 

 

 

 

その他

 

 

 

人付き合いを避けるようになるなど、対人関係が悪化し、さらに病気を悪化させるという悪循環が起きやすい。不眠症の放置により、生活リズムが乱れやすい。疾患にともなう作業能力の低下、失職、学業不振、退学等、生活適応面に及ぼす影響も甚大である。

 

 

 

 

 

 

治療

 

 

 

1950年代に抗うつ薬が登場するまでは、電気けいれん療法(1938年創始)、ロボトミー(1935年創始)しか効果の証明された治療法がなかったが、その後抗うつ薬が登場し、薬物治療が発達した。現在、うつ病治療としては(1)休養(2)薬物療法(3)精神療法(4)環境調整(5)特殊療法(ECTなど)などが組み合わせて行われる。

 

 

 

 

 

中でも薬物療法と休養が原則とされる。基本的に現在はまずうつが病気であることを本人・家族が納得し、「無理をせず、養正して、(原則として)薬を飲んで、回復を待つ」ことである。

 

 

 

 

 

自殺の可能性が高い症例では、入院治療が必要となる。特に、「死にたい」とか「消えてしまいたい」「自分は居ない方がいい」などの希死念慮や自己否定的な内容を口にする場合には、自殺の危険性があり、すみやかな受診が必要である。

 

 

 

 

 

 

休養

 

 

 

休養がうつ病の特に病初期(急性期)には重要であり、日常生活に著しい障害が生じている場合には、仕事を休んだり、主婦であれば家事を誰かに手伝ってもらうなど、社会的役割を免除してもらい、休養する必要がある。

 

 

 

 

 

そのため、自殺の危険は少ない場合でも、入院の適応となる場合がある。日常生活における障害が軽い軽症例では、これまで通りの生活を続けながら、薬物治療などを行うこともある。

 

 

 

 

 

休養、薬物療法、精神療法は治療の3本柱であり、身体疾患と基本的に同じである。

 

 

 

 

 

 

日本におけるうつ病治療の現状

 

 

 

日本におけるうつ病治療の中心は、薬物療法である。日本うつ病学会では、厚生労働省からの依頼により、抗うつ薬の副作用をはじめとする薬物療法に関する諸問題を専門家の立場から検討し、適正な抗うつ薬使用法を提言するため、学会内に「抗うつ薬の適正使用に関する委員会」を2009年に設立している。

 

 

 

 

 

比較的最近、欧米を中心に気分障害に対する精神療法(認知行動療法、対人関係療法、問題解決療法等)や、家族心理介入の有効性についてのエビデンスが次々と発表されるようになっており、日本でもデータの蓄積と薬物療法の限界が強調される傾向とがあいまって、必要性が見直されており、2010年の日本うつ病学会の提言では「薬物療法などの生物学的治療法と、精神療法などの心理学的治療法は車の両輪であり、両者がそろってはじめて最適な治療となることは論を跨がない」と述べられている。

 

 

 

 

 

また、2012年の日本うつ病学会のガイドラインでも「認知行動療法あるいは対人関係療法と薬物療法を併用した場合は、薬物療法単独に比べて再発予防効果が高いことが立証されている」と述べている。また、不安障害、パーソナリティー障害の合併例では、薬物療法に加えて精神療法の併用が勧められる。

 

 

 

 

 

このような提言によると、日本で心理療法が十分に行われていない理由としては、1認知行動療法ができる心理専門職の不足2患者数の著しい増加により、一人の患者に十分な時間がかけにくい。

 

 

 

 

 

3薬物療法が進歩した結果、患者・医師双方にとって複雑、時に難解で時間のかかる精神療法を行わなくても、薬の服用のみで十分という風潮が生じている4薬物療法に比べて、精神療法の有効性についてのデータが相対的に少なく、積極的な精神療法への動機付けが乏しい。などが挙げられ、その対策として、人材不足の解消、心理職の国家資格化、保険診療化などを提唱している。

 

 

 

 

 

 

性差

 

 

 

男性より女性のほうが、2倍ほどうつ病になりやすいとされている。閉経や子供の自立による喪失体験、PMSによるストレス、男性より寿命が長いことによる配偶者との死別などによる部分も少なくないと思われ、社会生活によるストレスが多い男性にも普通に見られる。

 

 

 

 

 

女性の発症率の高さについては、妊娠・出産期・閉経期・月経前(PMS,PMDD,セロトニンの減少がマタニティブルーや産後うつに関与している可能性がある。

 

 

 

 

 

産後うつは乳児の育児時の睡眠不足もある。日本ではうつ病が増加傾向にあるが、女性の高齢化による自然増もある。

 

 

 

 

 

 

患者数とその推移

 

 

日本の患者数の少なさについては、受診率の低さが原因としてあげられる。日本の患者数の年度ごとの増加傾向には、高齢化やうつ病についての啓発活動による受診率の増加経験則があり、製薬会社のキャンペーンが影響している、とした説もある。

 

 

 

 

 

子供のうつ病

 

 

 

子供でもうつ病になる場合があり、子供のうつ病の時点有病率は児童期で0.1から2.6パーセント、青年期で0.7から4.7パーセントとされている。

 

 

 

 

 

いじめ等の自殺行為は、重度に発展したうつ病による可能性もある。うつ気分が、イライラする、怒りっぽくなる、落ち着かなくなるなどの形で表現されることも多い。

 

 

 

 

 

 

自殺企図者とうつ病の統計

 

 

 

重大な自殺を図った者の75パーセントに精神疾患があり、その46パーセントはうつ病である。

 

 

 

 

 

 

喫煙との関連

 

 

 

製薬会社のファイザーが2009年6月に10年以上の喫煙歴がある40~90歳の男女計600人を対象にインターネットで行った調査によると、ニコチン依存症の人の16.8パーセントにはうつ病やうつ状態の疑いがあり、ニコチン依存症でない人でのその割合は6.3パーセントのため、ニコチン依存症の人ほど、うつ病・うつ状態の可能性が高いと報告している。

 

 

 

 

 

また、典型的な抗うつ薬であるイミプラミンについて、喫煙者は効果が半減するとの指摘がなされている。

 

 

 

 

 

ただし、喫煙者であって重傷のうつ病の間の禁煙は医師との相談が必要である。ニコチン離脱時にうつ病が再燃しやすいのである。

 

 

 

 

 

 

 

うつ病によりリスクの高まる身体疾患

 

 

 

○2型糖尿病

 

 

○糖尿病患者の死亡率

 

 

○動脈硬化

 

 

○冠動脈虚血性疾患

 

 

○心筋梗塞発症後1年間の心血管死、心筋梗塞再発など

 

 

○脳梗塞

 

 

○乳ガン患者のガン死亡率

 

 

 

 

 

 

 

家族の対応

 

 

 

 

家族など周囲の人たちも、長い目でうつ病患者を見守ることが求められる。

 

 

 

 

 

「がんばれ」や「さぼるな」という言葉は、患者自身の力ではどうしようもない今の状態を、今すぐに自分の力で変えるようにと、無理を求めるものとなる。

 

 

 

 

 

そして、このような言葉は、患者を追い詰め、最悪の場合、自殺の誘因とならないともかぎらない。患者のみならず、周囲の人々も、患者がうつ病であり、患者自身の力では今の状態からぬけ出せないことを受け入れ、長い目で回復を信じ、あせらないことが必要である。

 

 

 

 

 

「気のもちようではないか」「旅行にでも行って気分転換してはどうか」と言った言葉も、適切ではない。うつ病でなくとも、いやなことが起きれば、いやな気分になるし、そういった一過性の軽い抑うつ気分は多くの人が経験する。これらの言葉は、うつ病もそれと同じように対処すればよいものと見ている。

 

 

 

 

 

しかし、長期間に及ぶようなひどいうつ状態(つまりうつ病)の場合には、適切な治療なしには気のもちようをただすこともできず、旅行に行く気力も出ないため、これらの言葉はかえって患者を苦しめる。

 

 

 

 

 

患者がこれらのアドバイスを受け入れられるほど回復したかどうかの見極めが大切である。

 

 

 

 

 

 

予後

 

 

 

うつ病は、治療の有無にかかわらず、時間が解決することが多い。うつの外来患者リストの10~15パーセントは数ヶ月以内に減少し、薬20パーセントはもはやうつ病基準を完全には満たさない。

 

 

 

 

 

エピソードの中央値は23週と推定されており、最初の3ヶ月間で回復する率がもっとも高い。日本での研究では、6ヶ月程度の治療で回復する症例が、50パーセント程度であるとされ、多くの症例が、比較的短い治療期間で回復する。

 

 

 

 

 

しかし、一方では20パーセント程度の症例では、1年以上うつ状態が続くともいわれ、必ずしもすべての症例で、簡単に治療が成功するわけではない。

 

 

 

 

 

また、いったん回復した後にも、再発しない症例がある一方、うつ病を繰り返す症例もある。

 

 

 

 

 

 

再発率

 

 

 

 

研究では、はじめてうつ病を経験した人の80パーセントが一生で1回以上の再発を経験し、その平均は4回であった。

 

 

 

 

 

他の一般的な調査では、約半数が治療を行ったかどうかにかかわらず回復しているが、残りの半数は最低一回は再発し、およそ15パーセントは慢性的な再発を繰り返す。

 

 

 

 

 

再発率は、うつを繰り返すたびに高くなる傾向にあり、初発の場合の次回再発率は50パーセント、2回目の場合は75パーセント、3回目の場合は90パーセントにも上る。

 

 

 

 

 

 

診療科・医療機関

 

 

 

 

うつ病は、早期発見が重要なファクターだが、「心の変調」に自分(または周囲)が気づいた場合でも、どの医療機関を受診すれば良いのかわからず、近所の内科などにかかることも少なくなく、症状を進行させてしまう場合がある。

 

 

 

 

 

うつ病を適切に診断・治療する診療科は精神科・神経科・心療内科である。なお、神経内科は神経専門の診療科なので、うつ病は扱わない。

 

 

 

 

 

ただし、近年は「精神科」と聞いて抵抗感をもつ患者や家族も少なくなく、そのため医院の屋号にこれらの診療科の名前を出さなかったり、「メンタルクリニック」「こころクリニック」の名前を使う医院も多い。

 

 

 

 

 

各自治体の保健所や精神保健福祉センターでは、無料かつ匿名で「心の変調」やメンタルヘルスの相談に応じ、医療機関も紹介してもらえる。学生の場合は、児童相談所やスクールカウンセラー、保健センターなどでも良い。意外に思われるかもしれないが、保健所の業務の6割は精神保健に関するものである。

 

 

 

 

 

うつ病を扱うほとんどのクリニックは予約制であるため、初診の際は事前に電話またはWEBサイトから予約を取っておくと良い。

 

 

 

 

 

ただし、近年のうつ病患者の急増により、(クリニックの新規開設もふえているが)予約の日時が1ヶ月以上後になったり、新規の患者をうけいれられないクリニックも増えてきている。



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