18歳~25歳までのひきこもりの対応と対策
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18歳~25歳までのひきこもりの対応と対策

2020年08月19日(水)5:53 PM

 

 

 

この年齢層の場合、自助グループに参加しているかどうか、またその年数などによってずいぶんと違いが出てきます。家族と会話のない人、家庭が崩壊状態にある人、家族のなかでも母親との会話がある人、母親と兄弟姉妹との会話はあるが父親との会話のない人、これらの状態の経過年数や自助グループへ参加していて何年経っているかなどによって差があります。

 

 

今までの経験から言うと、ひきこもりの期間が長けれ長いほど本人たちは社会参加を望んでいます。かといって、ひきこもっていたことを知られるのが嫌である、自分が人より劣っていると思い込んでいて、そのことを知られるのが嫌である、学歴などを聞かれるのが嫌である、などの屈折したプライドがあり、両親にも相談できない状態です。

 

 

この時期に限らず、子供に異変が起きた時には家族外の精神科医、心療内科医、カウンセラーなどの専門家に助けを求めることをお勧めしたいと思います。

 

 

家の歴史を作り上げてきた家族だからこそ感情的になり、うまく対処できないからです。カウンセラーなどの力を借りて自助グループへ参加させ、経過を観察しつつ社会参加への具体的な援助をしていくことが有効だと思います。

 

 

また長期化してくると、親も子も働かない、学校に行かないことに慣れてしまいます。働かない、学校へ行かないことを除けば、なんの不都合もなく平和な日々を送ることができるからです。

 

 

そのような状態を受け入れ、10年以上も過ぎてしまうと、やがて親は定年、老後を迎えることになります。その時になって、親も本人も、「自分が死んだ後はどうなってしまうのだろう」「親が死んだら自分はどうなるのだろう」と慌て始める人も見られます。

 

 

とにかく長期化させないことが、親子にとって一番の解決の仕方だと思います。またこの年代だけでなく、「ひきこもった特別な人との接触ではなく、普通の若者との交流をしたい」との要望があります。

 

 

彼らは自分たちを特殊な人間であると否定的に捉え、できればそんな仲間に入りたくないという本音があるようです。だから今、普通の人たちはどういうことを考え、どういう会話で交流しているのか気になるのです。

 

 

自分は彼らと交流がもてるようにしたい、その訓練の場が欲しいと思っているようです。わたしは、自助グループにいろいろな「普通の人たち」を呼び、彼らと交流させる手立てをしています。

 

 

このことは、彼らにとってはいろいろ考えさせられることがあるようです。また、各人の状態によっては20代~30代の普通の人たちが作るサークルへの参加を勧めたり、各地域の公民館、青年会、国際交流の会などへの参加も促しています。

 

 

ひきこもっている人の中には、パソコン技能が優れている人、マンガ、絵、イラストを描くことなどに優れている人が多くいます。いろいろな各地域の情報を幅広く提供することは本人の活動の枠を広めることになります。

 

 

普通の人との交わりのなかで対人関係に自信を持たせ、自己肯定感を育てるかかわりが必要となります。アルバイトへの誘いも上手にやってみましょう。

 

 

また、対人関係訓練を受けることもお勧めしたいと思います。彼らの自信のなさは、声が小さい、控えめすぎる、姿勢が悪いなどに表れますので、好印象を相手に持たせることから始まります。

 

 

また、長くひきこもっていて、周囲が気を使いすぎて本人も無意識のうちにわがままになっていることがあり、この点を本人に気づかせることも大切です。



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