不登校・ひきこもりに関連する障害~強迫性障害の事例:思い込み・錯覚~
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不登校・ひきこもりに関連する障害~強迫性障害の事例:思い込み・錯覚~

2020年07月27日(月)2:21 午前

 

 

Aさんは、マンションに暮らしているのですが、ゴミをマンションの共同ゴミ捨て場に持っていく際に困っているとのことでした。そのゴミ捨て場には扉が付いているのですが、ゴミをその中へ入れて、扉を閉める瞬間に誰かをそこに閉じ込めたような気になるので、何度も扉を開け閉めして確認をしなければならないとのことでした。

 

 

実際にはもちろんそこには誰も入っていないのですが、なんとなく入っているような気になるようです。でも、これでは毎回ゴミを捨てに行くことが苦痛で仕方がないと思います。家族の誰かに代わりに行ってもらえる時は持って行ってもらっているとのことですが、自分が行かなければならない時は怖くてたまらないとのことでした。

 

 

私はAさんに「なんとなくそう思えるだけで、実際にはそこには誰も入っていませんから、無視して扉を閉めても大丈夫ですよ」と言いましたが、Aさんは非常に不安そうでした。確かに「大丈夫ですよ」と言われても、にわかには「そうか 」とはならないと思いますし、Aさんが不安そうにしているのも理解できます。これは、非常に難しいことですが、どんなに気になっても扉を一回だけしか閉めないと決めて、実行するしか治す方法はないと思います。

 

 

ゴミを捨てに行くたびに、扉を何度も開閉していると、絶対次もそれをやらなければ気が済まないようになってしまうからです。気分が大丈夫と思ってから止められれば確かに楽ですが、残念ながら順序は逆なのです。気持ちの悪さを何回も我慢することによって、徐々に気持ち悪さから解放されるのだと思います。



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