自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特徴~冗談が通じず真に受けてムキになる~
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自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特徴~冗談が通じず真に受けてムキになる~

2020年06月26日(金)12:49 AM

 

 

私たちの日常生活には普段、冗談が飛び交っています。誰かに冗談を言ったり、いじってみたり、いじられたりしています。それは、人間関係を円滑にするためのユーモアで、社交ツールとも言えます。


こうした冗談は、あくまで冗談として暗黙の了解のうちに使っているわけですが、冗談やからかいの言葉が通じにくい人もいます。例えば、ランチのご飯やおかずを大盛りにしてもらった友人が「食べ過ぎて死にそう」とおなかを押さえて苦しそうに言ったときでも、「今すぐ病院に行く?」と本気で心配したりします。


また、ある時は「お前はバカじゃないの?」と軽く冗談を言われても、「バカじゃないっ!」と本気で怒り出して相手に引かれたりします。また、「顔をつぶす」といった慣用句を言葉どおり受け止めてしまい、「人の顔ってどうやったらつぶれるの?」と真顔で問いかけて、周囲をあたふたさせたりします。


物事を、言葉通りにとらえる傾向が強いといわれるアスペルガー症候群は、視点を変えて別の角度から発想することが難しいとされています。


特に、子供のころは、言葉を額面通りに受け止めてしまうことから「冗談の通じない変な子」と見られ、友達にからかわれたり、いじめられたりしたという経験のある人も少なくありません。

 

 

 

自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特徴~音やにおいに敏感に反応する

 

 

 

男性に多いといわれるアスペルガー症候群ですが、女性にもその特徴がみられます。一般的に女性は、社会に順応しやすいこともあり、自分の違和感に気がついていないということが多いようです。


アスペルガー症候群は、運動能力が偏っているために動きがぎこちなかったり、五感(視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚)が非常に敏感で、その反対に鈍感であったりといった体の機能的にも特性が現れます。


中でも、音に対して敏感であることは、アスペルガー症候群の最初の兆候と言えます。工事現場の騒音がすると家の中にこもってしまったり、運動会の徒競走でピストル音が鳴ると、パニックを起こす人もいます。


Aさんは、通勤時の満員電車の人ごみのにおいが苦手でした。スーツにしみついたタバコのにおい、香水、整髪料など、いろんなにおいがまじり合っている満員電車に乗るたびに気分が悪くなり、通勤時間が拷問のように感じられるほど苦痛だったのです。


けれど「会社の近くに引っ越して徒歩通勤をする」という選択をしたことで、問題は早期に解決しました。自分の感覚が繊細であることを知り、その対象をあえてキャッチしない環境に変えることで、快適に過ごせるようになったのです。



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