ひきこもり・ニート・不登校に関連する障害~自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特徴
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ひきこもり・ニート・不登校に関連する障害~自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の特徴

2020年06月19日(金)3:05 PM

時間の概念が乏しい


子供の頃はなんとなく許されても、社会に出たら許されないことがあります。「遅刻」はその典型です。実は、遅刻はアスペルガー症候群に見られる一つの大きな特徴です。待ち合わせ場所に向かっても、遅刻してしまうことがしばしばあります。けれども、相手を長く待たせて怒らせようという気持ちはまったくありません(一方で、約束の時間に1分でも遅れたら立腹してしまう、時間の規則を守ることにこだわりを強くもっているタイプの人もいます)。


これは、社会の規律である時間という概念に乏しいことに起因します。また、待たされたほうはどういった心境なのか、自分が遅刻したことで周りに迷惑をかけていないかなど、そういった他人の事情を配慮することも不得手です。数分間の遅刻なら許してもらえるかもしれませんが、遅刻の常習犯だったり、大切な商談に遅れてくるようでは、当然、周囲との軋轢を生み、「人となり」を疑われてしまいます。そんなトラブルを防ぐためには、時間に関する概念をイラストや写真などを交えて図式化するツールを利用するのもひとつの方法です。パソコンソフトもありますので、活用することをおすすめします。

 

 

自分流のルールへのこだわりが強い

 

 

生き方に自分ならではのスタイル(哲学)があり、それを貫くことは素晴らしいことです。アスリートや芸術家のこだわりのあるスタイルに共感する人も多いかもしれません。しかし、他人がなかなか理解しにくい自分流のルールを設けて実践している一般の人は、ちょっと不思議な人だと思われてしまいます。目的地である通勤先に行くのに緑色のバスにしか乗らないという自分ルールを持っている人がいるとします。


遅刻が危ぶまれても緑色のバスが来るまでじっと我慢をしています。目的地が同じ赤色のバスが先にやってきても、赤色の車体に乗ることには抵抗があり、緑色のバスにこだわってしまうのです。こんなふうに、自分なりの特定の習慣や順番に強いこだわりがある人は、周りの都合や不可抗力でそのルールが変更されることを極度に嫌います。


臨機応変に対応するのが苦手なのです。自分流のルールは規則どおりに毎日を生きるツールともいえるので、予定を急に変更されると不機嫌になったり、時にはパニックになることもあります。しかし、けっしてだれかを困らせるために自分のルールを設定しているわけではありません。何事もいつも通り(自分のルール通り)が心地よく感じるので、それを乱すことをできるだけ排除したいだけなのです。それは目的地まで無難にたどり着きたいという心境に似ています。また、安心だとわかっている習慣化された過去の行動を無意識的になぞることでもあります。



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