親が脇を甘くすれば、子供は自然に近寄ってくる
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親が脇を甘くすれば、子供は自然に近寄ってくる

2020年05月14日(木)8:06 AM

子供から好かれるコツは、スキだらけになることです。スキは好きに通じます。これは本当です。




言葉を変えれば、つまり脇を甘くする、欠点をさらけ出す、自分を飾らない、建前を押しつけない、などです。




人間とは不思議なもので、こちらが構えていくと相手も構えて対応します。脇が甘く、スキだらけだと相手もついつい油断して、スキを見せ、脇を甘くします。




この状態はとても気が楽です。緊張感がないからです。失敗してもお互いさまですから、許してもらえる気がするのです。




親子関係はそれがはっきりしています。ちょっとしたことでも、カリカリしているお母さんがいる家庭では、やっぱり家庭内は緊張感が漂っています。




たまに、お母さんが外出し、子供とお父さんだけになると、子供はポテトチップスを食べながらテレビを見て、お父さんはビールを飲んで急にリラックスタイムになってしまいます。




お父さんが脇の甘さを見せ、スキだらけでビールを飲んでいるから、子供たちも安心してお菓子が食べられるのです。




もし、お父さんがお母さんと同じように厳格で、しかもいつもお母さんの味方をしているのだったら、子供は緊張してテレビなど見ていられません。




脇が甘いから、子供は安心して寄ってきます。ある講演会の後、ある中学校の先生に呼び止められて、こんなふうに言われました。




「実はうちの学校に、〇〇という名の先生がいるのですが、この先生、すごくだらしがなくて子供たちにもなめられっぱなしで、あだ名で子供たちから呼ばれ、いつも何人かに取り囲まれているんですよ。




同じ教師としてはずかしい限りです。わたしなんか、どの子供にもそんなこと言わせませんよ」




やれやれ、困ったことです。生徒たちからあだ名で呼ばれ、いつも何人かの生徒に囲まれている、いいじゃないですか。




子供たちにとっては、なんでも話せる安心して悪態をつける先生なのだと思います。




そのどこが、同じ教師として恥ずかしいことなのでしょうか。少しくらい、しっかりしていない先生がいたっていいとわたしは思います。




そんなに肩肘はって教師を気取らなくても、ありのままの自分をさらけ出せば、生徒たちも安心して自分の姿をさらけ出し、心を伝えてくれると思います。




これは親子関係でも同じです。気取らず、ありのままの自分を子供の前で出す、これが大切だと感じます。




子供から甘えてもらえない親は寂しいものです。生徒から甘えてもらえない教師も、また寂しいものです。




大人が突っ張りすぎです。だから、子供はなかなか近寄りがたいのです。




親が特別突っ張っていなくても、子供がなかなか近づいてこない場合、こんな方法があります。




それは、大人が子供に甘えることです。子供は誰でも、大人に上手に甘えられる・・・・と信じきっている大人は多いのですが、実は、上手に甘えられない子供は多いのです。




ですから、まず親がお手本を示すわけです。「ねえ、ちょっと肩もんで」でもいいでしょうし、「お願い、お母さんのお願いを聞いてちょうだい」とちょっとはにかみながら手を合わせるのもいいでしょう。




最初、子供は戸惑うかもしれません。でも、その一方で、「頼りにされている」とすごくうれしいものです。




親の甘えを受け止めてあげれば、貸し借り関係では子供のほうが少し優位に立ちますから、次は、安心して子供から甘えてきます。




お互いに甘えられる関係の心地よさは、居心地のよさでもあります。ただし、親が調子に乗って、子供に甘えすぎるのは考えものです。




子供が大きくなると、「肩もみ」の甘えではなくて、「いい学校に入って欲しい」「親の願いを叶えてほしい」とどんどんエスカレートしていく場合が多いのです。




親はこのことに、なかなか気づきません。これは甘えではなくて、寄りかかりです。




子供にとっては肩たたきどころではない、たいへんな負担であり、子供自身の一生を左右してしまうかもしれない、重大な「寄りかかり」になってしまいます。



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