ひきこもり~子供を追い込まない関わり方~
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ひきこもり~子供を追い込まない関わり方~

2020年05月14日(木)7:24 AM

引きこもり始めた子供たちをいかにして立ち直らせていくか、そして、引きこもりの状態を深刻なものにしないか、その対応は非常に難しいものがあります。




言うまでもないことでしょうが、引きこもり始めた子供は、人間集団の中に入りにくい状態になっています。




言葉を変えると「馴染めない」「馴染みにくい」状態ともいえます。そういう子供にいくら集団への参入を促しても、二の足を踏んでしまうばかりで、強制されればされるほど、集団から遠ざかってしまいます。




集団での関わる方法を学んでいないし、すでに心理的にそういったものでもありません。




本人は、それでもなにかのきっかけがあれば、集団に馴染みたいと思ってはいるものの、そうすることがとても怖いのが本音です。




しかし、「一人でできる仕事はないのだろうか」とまったく社会との関係を遮断した状態を望んでいるわけではなく、やはり社会の一員として、その存在を認めてほしいと切に願っています。




そういった子供の願いを、周囲や親は甘えとかあるいは不適応と考えてしまいます。




そこから、子供と大人の軋轢が生じ、結果的に子供を追いたて、追い込んでしまうのです。




仮に、親が「子供はいつかは自立し、独り立ちできる」と子供を信じ、肯定すれば軋轢は生じないし、問題も大きくはなりません。




ところが、親としてはそれを待つことができず、「20歳を過ぎたら一人前になれ」「大学を卒業したら就職して、社会人になるのは当たり前」と子供を追い込んでいくと、子供はそれに耐えられず、その結果、よりいっそう強固なひきこもり状態になってしまうことも多いのです。




「外に出て、人との交流を持たなくてもいい。これは、この子の生き方なのだから」と親が割り切れれば、問題にはならないのです。




子供はきっかけさえあれば、引きこもりの生活から旅立ちたいと願っています。そのチャンスをいつもうかがっています。




ですから、親としてはいつでも子供が旅立てるように準備をしてあげることが大切であって、けっして子供をせかしたり、尻をたたいたり、他人と比較したりすることではないのです。




もちろん、世間体を気にして親のプライドのために子供に無理強いをすることは、子供をますます引きこもりの状態へ陥れるだけです。




大切なのは、引きこもりの状態を抜け出す準備を親が整えることです。



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