家族からもひきこもっている「ひきこもり」の人たち
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家族からもひきこもっている「ひきこもり」の人たち

2020年05月13日(水)7:44 AM

一般的にひきこもりの人は、外の世界に対しては怯えているのに、家の中では暴力的であると考えられている傾向があります。




たしかに家庭内暴力を伴うケースもありますし、食事などを自分の部屋に運ばせることもよくあります。




しかし、約半数のひきこもりは家族からもひきこもっているのです。自分の部屋からは一歩も外に出ないひきこもりの人たちもたくさんいるのです。




家族ともまったく口をきかず、終日布団の中ですごすようなこともあります。さらに、髭も剃らず、トイレさえ空き瓶等で済ませ、すべてを自分の部屋で済ませて過ごすことも珍しくありません。




そして、当然家族以外の人間、たとえば親戚、医療関係者、支援関係者などが家の中に入ることを極端に嫌がります。




では、家族からもひきこもっている場合にはどのような声かけをすればいいのでしょうか。




自分の部屋からさえまったく出てこないひきこもりの人に対して、「どうしたのか」「たまには、外の空気でも吸ってきたら」などという本人の苦しみを助長するような呼びかけはしてはいけません。




ひきこもっている本人自身もわけもわからず、外へ出られない苦しみを味わっていることを思い出してください。




「そんなことができれば、言われなくてもとっくにやっている、ほんとうにこの人は自分のことをわかっていない」とひきこもりの人が考えてしまいます。




もし、家族が自室にひきこもっている人に何かしてあげたいのなら、本人の負担にならないようなことを言うべきなのです。




たとえば、部屋をノックしても返事は当然返ってこないのですが、そんなときは、簡潔な事実だけを伝えるようにしてください。




「今は話したくないんだね」「今は出られないんだね」などとだけ言ってください。




本人は返事はしなくとも、必ず家族に注意を集中させています。この簡潔な事実を伝え続けることは、非常に大切なことです。




ただ、この簡潔な事実の後に、「じゃあ・・・・・」などの余韻や取り引きを思わせるような言葉はけっして伝えるべきではありません。




このような言葉がけは、ひきこもりを悪化させてしまいます。



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