子供がグズグズしているのは心が不安だから
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子供がグズグズしているのは心が不安だから

2020年05月13日(水)7:43 AM

子供が抱く心の不安は、大人の目からすると「迷惑な行為」や「生意気な言葉」となって現れることが多いものです。




大人は、そうした言動をそのまま頭で理解し、すぐに解決の方法を見つけ出そうとして、子どもに「正解」を押しつけることがあります。




あるいは、親としてけじめをつけようと、叱ったり、脅したりすることも多いように思われます。




「何を、遠慮しているんだ」




「いつまでもふてくされたりしていると、置いていくぞ」




「手のかかる子だな。甘えるにもほどがあるぞ」




こういった親としての言葉を、子どもに投げかけてはいないでしょうか。




正直、子どもの動作は大人に比べて鈍いものです。それは大人ほど要領よく物事を割り切れないからです。




子どもなりに急いでいます。急いでいても気になることが多くて遅くなってしまうのです。




特に不安や戸惑いを感じているような悩みを抱えていると、足がどうしてももたついてしまうのです。




家でも学校でもそれは同じだと思います。B君はそんな一人です。学校で担任から「動作が鈍い」と指摘され、親は、「恥をかかされた」とでも思ったのか、母親はB君につらくあたっていました。




「何をやっているのよ!」と、たびたび厳しく叱責したのです。




B君にはそれが耐えられませんでした。そしてこう言ったのです。




「お母さん、ぐずぐずしているのは不安だからなんだよ。」




不安な心を抱きながら、それでも一生懸命に急ごうとしています。それが親や教師には「グズグズしている」と映ってしまうのです。




ところで、子どもの性格にもよるのでしょうが、健気に急ごうとする場合と、急ぐことをあきらめて、皮肉や嫌味、あるいは白けきった態度に出る子どももいます。




あるいは、変な理屈をこね回したり、ヒステリックに怒ったりすることもあります。




もう、僕にはかまわないでよ。ほっといて!




急いでいても、どうにもならない子供の苛立ちは、大人が急かせば急かすほど、叱れば叱るほど、増していきます。




そしてその苛立ちは、やがて臨界点を迎え、爆破します。




B君の母親は、その臨界点寸前で、B君の気持ちに寄り添うことができたのです。



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