ひきこもりと医療機関
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ひきこもりと医療機関

2020年05月12日(火)8:01 AM

20世紀のはじめにフロイトが精神分析を行っていた時代は、精神科医が投薬と心理療法(カウンセリング)の両方を行っていました。




しかし、フロイトの時代より薬が進歩して、多くの心の病気が投薬でよくなるようになりました。また、心を病む人が増えて、精神科医がひとりひとりに時間をかけて、心理療法を行う時間が取れなくなってきました。




このため、現在は投薬と心理療法が分業して、主に精神科や心療内科の医師が投薬を行い、カウンセラーが心理療法を行うようになってきました。




ただ、精神科や心療内科の医師でも投薬だけでなく、心理療法を取り入れている先生もいらっしゃいます。このような時代には、医師とカウンセラーが協力して、心の病気の治療に当たることが重要となります。




共通の目標に向かい、情報を共有し、必要に応じて連携を取ることも必要です。また、クライエントも医師とカウンセラーの役割の違いをきちんと理解しておくことが必要です。




心の病気の治療は、一般的に精神科や心療内科で受けられます。重い症状がある精神病の場合は、入院施設のある精神科をお勧めしますが、うつ病の人の初診は精神科でも心療内科でもよいでしょう。





精神科に抵抗があり、心療内科であれば受診できるという方も多くいらっしゃいます。医師がより専門の治療が必要だと判断する場合、自分で専門的な治療を受けたいと希望する場合は、診察を受けた医師から紹介してもらえます。




たとえば、入院治療が必要な場合は、精神科を紹介されることもあります。また、精神科であっても身体の病気を併発している場合などには、内科や神経内科などと連携をとりながら治療する場合もあります。




大きな病院と個人でやっているクリニックには、それぞれ特徴があります。大病院は、入院施設があることと、医師が複数いることが特徴です。




さらにコメディカル(看護師、カウンセラー、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士)が幅広く常駐している病院もあります。




一方で、医師の異動がなく、通院の利便性がよいことなどで、個人クリニックのほうが好まれる場合もあります。また、発達障害、摂食障害などの専門治療、精神分析、認知行動療法などの心理療法により特化している個人クリニックもあります。




医療機関の選び方のポイントは、まず、継続して通いやすい場所にある機関を選ぶことです。そこにどのような専門家がいるか、HPや問い合わせで確認するのもよいでしょう。




また、EAP(従業員支援プログラム)の窓口や公的機関などの窓口で、医療情報を聞いてみるのもひとつの方法です。




EAPとはアメリカではじまった職場のメンタルヘルスサービスのことです。社員の心の問題に対応するために企業が自社の内部で設置する場合と、外部のEAP会社に委託する場合とがあります。




通院する病院やクリニックで出会った医師が自分にとって信用できるかどうかはとても重要なことです。心の病気では、必要な話はきちんと聞いて、相談に乗ってくれることが大切です。




医師との信頼関係が必要なのです。信頼して、自分の病気を任せられる先生を見つけましょう。




長い期間(3ヶ月から6ヶ月)改善が見られない場合や、治療方針に不安がある場合には、セカンドオピニオンを求めたり転院する方もいます。




その場合もカウンセラーなどと相談しながら慎重に実施しましょう。そして、この先生だと決めたら、先生を変えずに継続的にその先生に診てもらうことが大事です。




慢性うつ病のように、長期間にわたる病気の場合は、信頼できる先生に症状や治療の経緯を理解してもらっておくことが重要となります。



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