ひきこもり・ニート・不登校の長期化とストレス
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ひきこもり・ニート・不登校の長期化とストレス

2020年05月12日(火)7:27 AM

ひきこもりやニート・スネップ・不登校の長期化によって、過大なストレス状態に陥っている人は少なくありません。




ストレスフルな状態が続きますと、脳に異変が起こることがわかっていますが、そもそもストレスとは何でしょうか?




ストレス反応は、緊急事態を乗り越えるための、当座しのぎの方策です。もともと短期的な手立てとして行われたものであり、長く続くということは想定外なのです。




ところが、その状況が、ひきこもりやニート・不登校の長期化等で、いつ終わるともなく続くことになりますと、もともと緊急避難的に投入されるストレス・ホルモンが、悪影響を及ぼしはじめます。




感染症にかかりやすくなったり、高血圧を引き起こしたり、糖尿病になったり、胃や腸に潰瘍ができたりします。




このようなストレスによって体の病気を引き起こした状態が、すなわち心身症です。




ストレス・ホルモンの影響は、体だけにとどまりません。脳に対しても、有害な作用を及ぼし始めます。




短期間であれば、覚醒度が高まり、頭の回転もよくなり、ストレスを押し返す抵抗力を生み出しますが、それが長期間続くと、疲弊状態に陥って行きます。




疲れた馬も鞭打てば、元気を搾り出すことができます。しかし、それを続けていくと、ついには崩れ落ちるように倒れて、死んでしまいます。




脳の神経細胞でも同じことがおきます。短期間なら伝達物質を無理やり放出させて、働かせ続けることも可能です。




ですが、それも限度を超えると、ついに神経細胞は反応しなくなるか、死んでしまいます。




実際、ストレス状況が長く続くと、脳のなかの海馬と呼ばれる領域が萎縮し始めます。




これがうつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)においておきていることです。無力感や記憶力低下、考えをまとまることが困難になるのは、海馬や前頭前野の機能が低下するためです。




そこにいたる手前には、さまざまな段階があり、さまざまなサインを出します。




症状や行動上の問題は、ある意味、ストレスが限界を超えかけているというサインであり、無理が生じているということを、間接的に警告しているのです。




今日、われわれは、進化の歴史が想定してこなかったような環境のなかで、生活をすることを余儀なくされています。




点滅する光、膨大な量のデータ、大量かつ高速の輸送システム、24時間変化し続ける状況、巨大なリスクと背中あわせのマネーゲームといった過剰な刺激は、脳を興奮させ続けることで、知らず知らず疲弊状態を用意します。




いわゆるテクノストレスと呼ばれる環境ストレスは、前頭前野の機能低下や意欲、感情喪失、性欲低下といったことを引き起こします。




人と人との絆が希薄化し、晩婚化や少子化が進行している一因として、過剰な刺激にされされ続けることの関与が指摘されています。



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