ひきこもり・ニート・スネップ・不登校とうつ病
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ひきこもり・ニート・スネップ・不登校とうつ病

2020年05月04日(月)12:18 AM

ひきこもりやニート・スネップ・不登校状態の人の中には、不安や焦り、家族との不和からうつ病になる人も多くいます。




うつ病のときは、意欲や活動性が低下していきます。しかし、それは自分の性格や努力とは関係ありません。思ったように動けないのは、そのためのエネルギーが不足しているからです。




うつ病のときにがんばろうとするのは、ガス欠の車でアクセルを吹かすようなものです。車ならガソリンを入れればすみますが、それができないときは、なるべくガソリンを使わない方法を考えるべきです。




うつ病のときは、アクセルをふかしてガソリンの無駄遣いをするようなことは極力避けましょう。また、うつ病のときは前に進めません。自責感、自信のなさ、罪悪感などで、いわば心にブレーキがかかって動けない状態です。




何かやろうと思っても、最初の一歩を踏み出すことがなかなかできません。そんなときに無理にがんばろうとすれば、ますますエネルギーを消耗してしまいます。




それはまるでサイドブレーキを引いたまま、ドライブをするようなものです。アクセルを強く踏んでも前には進めません。それではどうしたらいいのでしょうか。もっとアクセルを踏むのではなく、サイドブレーキを緩めればいいのです。




自責感や罪悪感などは心の中のサイドブレーキとなっています。次の一歩を踏み出せないのは、サイドブレーキを引いたままになっているからです。やるべきとわかっていることがなぜかできない、そんなときは、まず心のブレーキを緩めてあげましょう。




サイドブレーキは、そこにとどまろうとするためのものです。うつ病のときは、普段はなんでもないことを重荷に感じてしまいます。責任感や義務感に必要以上にとらわれてしまいます。それはまるで、車にいらない荷物をたくさん積み込んで走るようなものです。




燃費は悪くなり、スピードも出ません。そんなときは、もっと早く走ろうとするのではなく、無駄な積荷を降ろして、もっと軽く走ることを考えましょう。




なんでもない仕事が大仕事に思えてしまうのは、必要以上の義務感や責任感という無駄な荷物を背負っているからです。その荷物は本当に必要なものでしょうか?このように、わたしたちの心は、車と同じく定期的なメンテナンスを必要としています。




走るためには、エンジンオイルやタイヤの交換、ガソリンの補給などが必要です。心のメインテナンスを怠って働くのは、整備不良の車で遠出するようなものです。




整備にかける時間やお金を削れば、車の寿命が短くなったり、思わぬ事故を招いたりします。節約どころか大きな損害になってしまいます。うつ病のときは、サイドブレーキを緩めて、余計な荷物を降ろし、メインテナンスをしっかりして、アクセルをゆっくりと踏んで、省エネ運転で走りましょう。




このような運転を心がければ、今までよりもずっと良い燃費で遠くまで軽く走れると気づくことでしょう。34歳のBさんは、会社員です。彼女はうつ病から回復して職場復帰が近づいていましたが、頑張り屋で弱音をはかない性格のせいか、このところ焦る気持ちが目立っていました。




うつ病がよくなればなるほど、自分を厳しい目で見てしまうために、病気は良くなっているのに辛さはあまり変わらないという状態です。このBさんのように、「元気になった分、焦ってしまう」ことはうつ病では非常に良くみられる現象です。




しかし、職場復帰を直前に控えたある日、友人に言われた一言で、考え方がガラッと変わって、とても楽な気持ちになれたと話してくれました。




職場復帰を焦るBさんに対して、一番親しい女友達が食事をしながら何気なくこういったのでした。「お肌だって、乾燥してカサカサになればクリームをぬってあげるでしょう。心だって同じようにクリームをぬったりして丁寧にお手入れをしてあげていいんじゃないの?」




それを聞いたBさんは、自分の肌のことは気を使っていたのに、自分の心のことはちっとも気を使ってあげていなかったことに初めて気がついたのです。




「自分の心の栄養になることをしてあげていいんだってわかったら、すごく気持ちが楽になりました」とホッとしたような笑顔で話してくれました。大切なことは、肌も心も本来の機能を発揮できるようにしてあげているかどうかということです。皆さんは、自分の心がカサカサになったときに、どんなクリームをぬってあげることができますか?




心を癒す方法は人それぞれでしょう。ひきこもりやニート・スネップ・不登校の人たちは、自分を追い詰めるようなことは極力避けるようにし、自分の心のメインテナンスをしながら、社会復帰を目指しましょう。



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