将来に悩む女子高校生からのメール
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将来に悩む女子高校生からのメール

2020年05月02日(土)9:28 PM

関東自立就労支援センターに届いたメールを、ご本人の承諾を得て紹介します。




はじめまして。わたし(女子)は高校を1年の夏休みに中退し、現在通信制の高校で勉強しています。前の学校では失敗したので、新しい環境で再出発できてよかったと思っています。




でも、来年卒業です。わたしの親は、「高卒の資格だけはとっておかないと、仕事がないぞ」と言います。そういう声は、今までよく聞いてきました。でも、学歴ってそんなに重要なことなのでしょうか?




学歴以前に必要なことってあると思うんです。でも、わたしにはそれが欠けています。学歴があっても、友達ができないとつまらないのです。兄は、親にとっては鼻の高い大学を卒業し、一流会社に入っていますが、友達と言える人がいないと悩んでいます。




親には「勉強しなさい!」じゃなくて、もっと大切な、信頼できる人をつくることや、生きることの楽しさみたいなことを教えてほしかったです。




わたしは高卒にはなれそうですが、親は心配なのか「がんばりなさい」とよく言います。でもわたしは、励まされるとつらくなってしまうのです。「もうその言い方やめて」と叫びたくなるときもよくあります。




中学のときの同級生は、もう大学生になっていたり、就職したりしています。そういう話を聞くと、わたしも「がんばらなければ」と思います。




みんなと同じように、はばたいていきたいからです。わたしは両親の励ましは嬉しいのですが、がんばろうにもがんばれないわたしの気持ちもわかってほしいと思うのです。




そのことが、とても贅沢なことであることもわかります。卒業したら、わたしは何をすればいいのかわかりません。働くのが当たり前かもしれないけれど、わたしはそれが怖いのです。今の通信制高校でも特に目的はなく、ただ親が見つけてきてくれたところに入っただけという感じです。




「わたしからの返信」




高校卒業は一度はあきらめたのですか?でも、親御さんが見つけてきてくれて、来年には卒業とのこと、よかったですね。どうしていいのかわからないときは、誰かのアドバイスに乗ってみることも大切です。




それは、人に自分をあずけてみる勇気です。信じる勇気ですね。人間関係にいろいろと悲しい思いをしてしまうと、この勇気が引っ込んでしまうのです。




さて、学歴以前に必要なことはたくさんあると思いますよ。トータルな高校生活ということでしょうか。勉強だけではない、友達関係も学習の1つですよね。全人的に高校生活を過ごしたその証として、学歴があるのでしょう。




だから、目標として「高卒」の学歴があるかもしれませんが、それは「定められた期間にトータルな高校生活を過ごすことに努めた」という意味合いで与えられているのでしょう。




途中で投げ出したいときもあったけれど、あきらめないで、とりあえずその期間を踏ん張ってみた、ということでしょう。その踏ん張りの目安の1つとして、学歴があるのかもしれませんね。




学歴を得るために踏ん張るということよりも、あなたがどんな高校生活をつくろうとしているか、それが大切だと思います。



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活動内容
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