生活基盤にかかわらない子供、かかわらせない親
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生活基盤にかかわらない子供、かかわらせない親

2020年04月29日(水)4:16 AM

現在の親が子どもだったころは、何らかの家事の手伝いをした体験はあると思います。そのまた親の世代は、家族の生活基盤を作るために精いっぱいの努力をしてきました。



そのために、家庭内の仕事の一部の役割を子供(現在の親)にも分担させて、実際の生活面でも、実質的な参加をしてもらっていました。炊事中に足りないものがあると「急いで買って来てちょうだい」、雨漏りがしたら「ちょっと手を貸して。お父さんが屋根に登るから、お前は梯子が動かないように押さえてくれ」、服が破けた時には「どんな当て布がよいか選びなさい」といった、生活に実質的にかかわる体験がありました。



母親が忙しい時には「ちょっと炊飯器のスイッチを入れておいて」「お母さんの代わりに、隣のおばさんにこれを届けて」などといったかかわりがありました。



今日の生活では、そのような場面は実現しにくくなっています。子供は冷暖房完備の自分の部屋で好きな音楽を聴いたり、好きなテレビを見たり、漫画を読んだり、宿題や勉強など、自分のことをしています。



親たちが築いてきた生活基盤の上積みで生活をしている傾向があります。子供が生活基盤に間接的にしろかかわることはほとんどなくなってきました。



それどころか、照明のつけっぱなし、TVのつけっぱなしなどは珍しくありません。漫画やゲームソフトやCDや衣類にしてもたくさん持っています。



親たちが生活基盤に何らかのかかわりを持たせたくても、そのような状況場面が少ないことも確かです。子供が生活基盤にかかわって親と対話を楽しもうとしたり、親から技術を学ぼうという機会が失われています。



親子間で、文明の利器を活用する感覚のレベルが異なりすぎて、生活スタイルや生活時間の流れの速さがずれてきているように思います。



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