不登校の子供が能動的に活動できるようになるために大切なこと
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不登校の子供が能動的に活動できるようになるために大切なこと

2020年04月18日(土)3:08 PM





思春期の時期に、子供が混乱して不安を母親にぶつける行動をとるということは、母親が育児に失敗したためではありません。母親が、幼児期の子供の原初の不安につきあったから、思春期になって、安全感や満足感の回復に母親を利用しているだけの話です。


強いて問題を指摘するならば、子供に対して親が支配的な育児を強くしてきた傾向ではないかと思われます。支配的という表現が適当でなければ、指示的すぎたということです。


親の育児姿勢のうち、命令、支配、指示、それに加えて批判、攻撃、断定、否定などの親の態度が強くつけ加えられれば、子供は、もっぱら「受け身の人生」を送ることになり、自分から外部へ向かっての働きかけをしにくくなります。


外部への働きかけをしにくくなる背景としては、親の指示的、命令的、支配的な育児態度が強烈な場合は、子供の「支配を受ける受動的な態度」は育っても、自発的に自分を主張する、その根源となる自我が育ちにくくなってしまうということがあります。


外部からの指示については誠実に応じることができても、自分の主張ややりたいことがわからず、他人に支配される子供になってしまうのです。自分の主体性がわからなくなるのです。


思春期の子供にとっては、この時期は自立の時期です。自分の思いや考えで、親から離れていく時期です。それにもかかわらず、自分が何をしたらよいかわからない状態が続くのです。


ひどい場合には、それまで命令指示してきた人と、人格的な境界が不鮮明になってしまうこともあります。自分がやりたいことではなく、命令支配してきた人のやりたいことを実行してしまいます。


相手には満足感を与えることができるものの、自分では満足感が得られないままに、「これでよいのだろうか・・・・・・・」と悩んでしまいます。


さらにひどくなると、自分がやっていることがボーッとしていて、何をしているかわからなくなってしまうと言います。原初の不安は確実に(主に母親)によって解消されます。


そして、その後の子供の主体性の尊重や、子供の葛藤につき合う姿勢や、子供の混乱体験に対する援助の仕方によって、子供は自分自身からの意思による、社会への働きかけ(社会参加)としての「能動的人生」の生きる姿勢を獲得できるようになります。


不登校の子供の不安が長く続いてしまうようでしたら、どうか親の子供へのかかわりの態度や姿勢について検討し直してください。



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