不登校の子供はなぜ母親に不安をぶつけるのか
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不登校の子供はなぜ母親に不安をぶつけるのか

2020年03月14日(土)11:18 AM





不登校の子供の不安は、いつまでも解消されない場合が多く、たいていは母親にぶつけられます。父親や教師に不安をぶつけることは少ないのです。



子供たちの多くが、母親に不安をぶつける理由は、幼児期(赤ちゃん時代)の不安に付き合って、その不安を解消してくれたのが母親だという体験を、子供自身が身体のどこかで感じ取っているからです。



つまり、無意識のうちに、不安の解消のためにはその不安を母親にぶつけるという習慣が、子供のうちにできているのです。子供の不安の多くは、確かに母親の安定感によって解消されます。安定感=安全感という関連が、子供のうちにはあります。



母親はいつでも子供の不安に付き合ってくれる、子供の不安ごときでは母親はうろたえない、母親が寛容で寛大で、めったなことでは子供に対して批判や攻撃をしない、子供にとって安全な人である、そのような母親の態度があれば、子供の不安は長くは継続されません。



加えて、子供の気がすむまで付き合う余裕があれば、子供は満足感をも獲得します。それは、子供の気持ちに寄り添うことだからです。多くの母親は、母親の時間の都合を優先してしまう傾向がありますが、子供の時間につきあうということはとても大事なことです。



しかし、子供のためにいくら時間を作っても、黙っていたのでは何も起こりません。大切なことは、子供の気持ちに寄り添いつつ、子供の気持ちに丁寧に応答していくことです。



子供が不登校状態になると、親は子供に何も言わなくなってしまいます。多くのカウンセラーが「何も言うな」と指示した結果かもしれません。しかし、それでは子供は無視されたと思うし、相手にしてもらえていないと感じてしまいます。



的確な応答が必要です。ただし、コミュニケーション・チャンネルがかみ合わないような応答なら、しないほうがましです。そして、場所が大切です。



他人のいる所でのかかわりはやめたほうがいいでしょう。子供は、親と真剣に集中してかかわりを持ちたいのです。また、自分の不安について、子供は他人には隠そうとします。



そのような個人的な心の問題を、他人に知られてしまうような場所で話すのは絶対にやめるべきです。場所の選択によって、子供は親が自分を大切にしているかどうかを敏感に感じとることでしょう。



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