「一番信用できないのは親」だと言う引きこもりの女性
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「一番信用できないのは親」だと言う引きこもりの女性

2020年03月13日(金)2:46 PM




「親を信用できない」





私は高校中退以来引きこもって、今年で22歳になります。





私はもちろん引きこもりたくて引きこもっているわけではありません。何とかしなければと思っています。でも、両親は私の顔を見るたびに、「これからどうするつもりなんだ!」「いいかげんに自立したらどうだ!」「近所の人に恥ずかしくないのか!」「お前は人生の 落伍者だ!」「お前みたいな人間には、もう何をしても無駄だ!」などと一方的に責め立てます。





私は高校を 2回も中退しました。その時、親はもうカンカンでした。今の社会、中卒の人間は生きていけないようなことを言われました。私はもともと勉強が嫌いでしたが、中学の時にいじめられて、こんなモラルやレベルの低いやつらとはおさらばしたい一心で、一生懸命勉強しました。





そして、進学校として有名な高校に入ったのですが、したくもない勉強を続けるのが苦痛でいやでいやでたまりませんでした。親は今度は、「いい大学を出ないと、働くところもないぞ。もっとしっかり勉強しろ」と言いました。





成績が悪いとものすごく怒られました。でも、とうとうついて行けず 中退しました。別の学校を強引に受験させられましたが、そこでもやる気がなく中退しました。





そして、妹の大学受験の時、私のいる前で「これからは大学を出ていないやつは評価されないぞ」とか「大学院まで行った方がいい」とか、あてつけるみたいに言いました。





学歴社会からの落ちこぼれは、まるで廃人であるかのようなことを言うのです。父も一応は不登校とか引きこもり関係の本を読んでいたみたいです。私の心の中を聞き出そうとして、「怒らないから話してみなさい」というので話したら、怒られました。





私はもう精神的にも肉体的にもぼろぼろです。一度手首を切りましたが、大して血が出ず、死ねませんでした。私はもう誰も信じていません。一番信用していないのは親です。文句を言うだけしか能がないのですから。もう本当に愛想がつきました。これ以上耐えられません。





「私から」





国立大学を卒業して大手企業の管理職に就いている、あるお父さんは、「息子に決して勉強だけが人生と強要した覚えはありません。でも、勉強が全く苦にならず、順調に出世してきた私には、勉強が嫌いだった息子の気持ちは怠けにしか思えませんでした。





そしてどうして私の息子が怠けるのかが、それ以上に不可解だったのです。だから企業社会の事実として、『勉強できる時にやっておかないと、会社に入ってから差がつくぞ』と言っていました。





その結果、息子は私と口をきいてくれなくなりました。私は自分の物差しで子供を見ていたんですね」と話してくれました。強そうなお父さんでしたが、子供から交流を断たれてしまった姿は「みすぼらしい」と、そこのお母さんはその息子さんと家を出て行きました。





そこではじめて息子さんは独り立ちし、「これでやっと親の七光りから解放された」とすがすがしく語っていました。自分が親を見限っても、親は自分を見限らないでほしいと思っていたので、私は安堵しました。でも、お父さんのこれからが私にはいまひとつ気がかりになりました。





「父の年金と母のパートに頼りながら・33歳男性」





何気なくネットで見つけた関東自立就労支援センターのホームページが気になり、食い入るように読みました。私もこのホームページに書かれている人たちと同じ、ひきこもっている者です。





33歳になりました。僕は、五体満足なので働かなければならないと思いつつも、思い通りにいかない自分が非常に情けないのです。どうしてこういう人間になってしまったのかと、とても苦しくつらい思いを毎日しています。





人間関係が上手に作れず、後悔ばかりしている毎日です。愛情をかけて育ててくれた両親には大変申し訳ないと思っています。母は働いていますが、父は定年退職し持病の腰痛のため再就職はしていません。父の年金と母のパートの稼ぎで食べさせてもらっていますが、母も高齢なのでいつまでも働けるわけではありません。





このままではいけないという焦りの気持ちが募ります。両親はそんな僕に理解を示してくれています。本当に申し訳ないのです。でも、どうしても外で働く勇気が出ないのです。こんな生活がこれから先も続くのかと思うと、本当に気が滅入ってしまいます。





「私から」





外に出て働くということは、多様な人間とかかわり合っていくことで、その自信が持てないということで苦しんでいるようですね。つまり、自分とは何者なのかといったアイデンティティーの確立が遅れ気味になっているため、自己主張できず、根無し草のような状態になっているのではないでしょうか。





体験的に考えてもアイデンティティーは友達との触れ合いの中で確立できるような気がします。自分だけの世界だと対象化できず「私」の位置が不明になってしまうのです。だから同世代から置き去りになってしまったと感じたとき、精神的な不安定さは加速されていくようです。





私が社会復帰ではなく同世代復帰にこだわっているのもこのことです。経済的自立ももちろん大切ですが、その前に精神的自立を図るためにも、コミュニケーションできる場を確保してください。





そして素直に「僕は人間関係が下手だから、ずいぶん迷惑をかけるかもしれないけれど、すべては勉強のつもりでいるから宜しく、いま練習中です」と笑顔でかかわり始めてくれたらいいなあと思います。





ご両親は、あなたが働くことよりも「生れてきてよかった」と一言微笑んでくれる日を心の底から待っているのです。「焦らず、慌てず、あきらめず」、この三つの合言葉を頭の片隅に入れてがんばっていただきたいと思います。



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団体概要
団体名
関東自立就労支援センター
理事長:
大橋秀太
理事:
大畑健太
理事:
杉下真理
住所
東京都東久留米市浅間町1-12-9
TEL
042-424-7855
メール
ki6jt7@bma.biglobe.ne.jp
活動内容
・若年者の就労支援、
 学習 支援、生活訓練
・共同生活寮の運営
・教育相談の実施
・各種資格取得支援