不登校の子供の安全確保のための行為行動
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不登校の子供の安全確保のための行為行動

2020年03月09日(月)9:19 AM





H・S・サリバンは保安操作(自己安全確保のための操作)を、「人間は、外部からの有害刺激に対して、その都度自己安全の目的に合わせて機能する」と言います。自己保全のための行動は、不登校の子供たちが示す、二次的な反応と同じものです。具体的な例をあげて言えば、保安操作とは次のようなものをいいます。



(1)  父母や教師などにひどく叱られた結果、沈黙して語らなくなる。



父母や教師が、子供の心の受容の許容範囲を超えて、ひどく叱ったり、子供の人間性を傷つけるほどに叱ったことが一次的な要因になります。



(2)  新しい人や年上の人が何らかの要求や要望をして、本人が緊張した場合、グズグズして、それまではできていたことでもやらない。



初めて出会った人や、年上の人からの新たな要求が、本人にとっての強い圧迫感になって緊張をまねき、それが一次的な要因になります。緊張は疲労も生みます。



(3)  周囲が自分の思いのままにならず、強いストレス状態にさらされていた場合、孤独な一人遊びに没頭する。



自分の思いのままにならない状況や環境が、誰からの保護も得られずに本人にのしかかってくると、一次的な要因となります。



(4)  初対面の対人関係にはいるときには抵抗が強く、主に親に依存する。



初対面の人に対する緊張感や不安感が一次的な要因になります。初対面の人には緊張し、不安を回避したいのは当然のことかもしれません。



(5)  対人関係の中で強い不安を感じた場合、人間性のあるかかわりを回避して、人格や人間性に無関係な機械的、器具的、道具的な遊びに逃げ込む。テレビ、マンガ、インターネット、ゲームなど。



この場合、対人関係での強い不安が一次的な要因です。なるべく自分の心にふれられないような方向へ防衛します。



(6)  自分の気持ちが周囲に受け入れられなかったとき、話し方や行為行動が幼児返りし、実際の年齢よりは低い水準になる。



相手に自分の気持ちを受け入れてもらうためには、現在の年齢より幼くなって相手の優しさを引き出す必要があります。



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住所
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TEL
042-424-7855
メール
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活動内容
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 学習 支援、生活訓練
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