アスペルガー症候群の子ども~自分の気持ちをうまく伝えることが苦手~
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アスペルガー症候群の子ども~自分の気持ちをうまく伝えることが苦手~

2020年02月27日(木)1:13 PM







アスペルガー症候群の子どもは、自分の気持ちをうまく相手に伝えることが苦手です。





「お母さんは自分よりも弟のほうがかわいいんだ」とか、「僕は殺人鬼になってやる」といった言葉で、今の自分の状態を言い表すことがしばしばあります。





こんなときに、言葉の表面上の意味にとらわれて、「お母さんはあなたのことも弟のことも同じくらい大事にしているわ」とか、「殺人鬼になんてなっちゃダメよ」と答えると、ますます話が混乱してしまいます。





アスペルガー症候群の子の話を聞くときには、順番があります。それは、①子どもの気持ちを言葉で表現する②伝えるべきことを伝えるの順で、たとえばこんなふうになります。





「僕はもう、ベランダから飛び降りて自殺する」





「死にたいくらい、つらいことがあったのね」①





「そうだよ。だから自殺してやる」





「すごく頭にきているのはよくわかったけど、あなたが自殺したらお母さんはすごく悲しい。誰もあなたの代わりにはならないから」②





「・・・・・・・そうだね」





①の部分では、お母さんが子どもの気持ちを推察して、子どもの気持ちを表現しています。子どもはたぶん、『そう言いたかったんだよ!』と心の中で納得したことでしょう。





②の部分では、お母さんの気持ちを言っています。子どもは自分の気持ちを伝え終わっているので、すなおにお母さんの話を聞いてくれました。





子どもが嫌がらなければ、やりとりを書きながら確認するともっと話がかみ合ってきます。





多くのカウンセラーが、「子どもの話をもっと聞いてあげてください」とか、「子どもの気持ちをくんであげて」と言いますが、それはただ聞いてあげていればいいという意味ではありません。





やってはいけないことはきちんと止めなければなりません。ただし、子どもの話を聞くときには順番があって、先にああしろ、こうしろと言ってもうまくいきません。





特に、アスペルガー症候群の子どもは、自分の気持ちを適切な言葉を使って伝えることが苦手です。話し合いの中で、その子の気持ちをこちらがきちんと表現してあげることが必要になります。



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