ひきこもりは貴重な体験
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ひきこもりは貴重な体験

2020年02月27日(木)12:57 PM







いつの時代にも、若者たちは時代の分岐点を敏感に感じ取ってきました。不登校・ひきこもりも、自覚するとしないとを問わず、既成の価値観が身の丈に合わないと感じ取る力が働いたと思われます。




一律に学歴や会社を求められる社会、競争を強いられる社会は、とくに感受性の強い人にとってはとても住みづらいものです。社会の問題性を意識する力がないときには、自分には力がない、自分が悪いと思いがちです。




ひきこもりの当時者たちは、時間がたってから、ひきこもりから脱してから、その事実に気づくことが圧倒的に多い傾向があります。そして、ひきこもり中に何も起こらなかったとしても、自分自身が大切に保たれていることにも気づくのです。




社会環境や規範が激しく変化する中で、若者全体が生き方をめぐって悩むようになっています。格差社会の安全弁は、「自分自身を生きること」にあるといえますが、ひきこもることによって自分自身を保つことができた場合には、ひきこもりか必ずしも不利ではないと思います。




また、必ずしも遅れたことにもならないと思います。ひきこもりから脱するとともに、彼らは再び若者全体の中に戻ったと言うことができます。




自分自身をたもったひきこもりは、大きな能力を示したのです。極限のような生活の中で大崩れすることなく、ひきこもりを続けることは、「能力」にほかなりません。




それは、「極限を耐え抜く能力」ということができるのです。ひきこもり当事者ひとりが家を出ただけで、親たちや取り巻く人々は希望を抱くことができようになります。




また、当事者には、当事者にしかわからない苦しみを理解することができます。ひきこもりの体験を語り、アドバイスを伝えることは、まだ苦しむひとにとって大きな救いとなります。




希望や救いを与えることは、一家心中などの悲劇を抑止する力となって、社会的にきわめて大きな役割を果たしているということができるのです。




ひきこもりから脱した経験は、きわめて貴重な経験です。繰り返しますが、人生はいつからでもスタートできます。人生に無駄などありません。決して遅れていないのですから、あせる必要もないのです。




大切な自分の感性は保たれています。次代は大きく変化して、新しい学びと働きの精神が登場しています。自分自身を、自分らしく、自分のため(ひとのため)に生きていることを、一歩一歩確認しながら、これからの人生を歩んでいきましょう。



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