不登校・ひきこもり~肯定的なかかわりが対人関係の回復につながる~
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不登校・ひきこもり~肯定的なかかわりが対人関係の回復につながる~

2020年02月26日(水)10:59 AM





子供が現実検討能力や思考能力が低下した状態にあるときは、子供の発言を頭から否定するのではなく、例えば「本当に実現したらすばらしいね」「そうなったらうれしいな」という具合に同意していきます。


そして、実際の社会的な認識を高める方向へと、子供の関心を持っていくよう仕向けることが重要です。対人関係の基本は、人間性をより豊かにし、社会性のある人格形成をするように大人として子供にかかわっていくことです。


人間性を無視して一流大学を目指したり、人を押しのけて出世したり、勝ち負けにこだわって何らかの有名選手になることではなく、人間関係の中で自己成長を獲得し、自立を目指して子供と共に歩むことが、子供とのかかわりの中では必要なことです。


特に、不登校やひきこもりになる子供には、その世代に特有の社会的合意が確認できていない場合が多くあります。この年齢なら、このくらいのことは許容される範囲であるという、世代間の合意から取り残されている可能性が大いにあります。


この合意というのは、その時の構成メンバーによって役割が変化する性質のものですが、一般的に不登校やひきこもりの子供は、その変化の仕方に不信感を持つことがあります。


それは、このようになるまでに子供がかかわってきた対人関係の質によるのです。一般的には、本音で付き合える人間関係ができにくかったということが後からわかってきます。


親子関係においてさえ、擬似的になっている場合も多々あります。子供の側にも、親の側にも、合意したことの真意の確認ができなかったところから始まっていることが多いのです。


このことは「対人関係における相互感情の確認」ができないという致命的な状態を生みます。相手の真意が確認できないままに、人間関係を無理に維持することで、不登校やひきこもりの子供は多くの同世代の子供との人間関係の破局に至ります。


現実検討能力の回復は、社会性がある人との対人関係の継続によって克服することができます。思考能力の回復も、複雑な対人関係を継続的に体験することで体得してきます。


親は、子供の対人関係を維持、継続する援助をする必要があります。



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