母親への依存感情としての家庭内暴力
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母親への依存感情としての家庭内暴力

2020年02月26日(水)10:52 AM





子供が親(特に母親)に暴力をふるうのは、「幼かったころ、親は自分の不快な気持ちや状態をいつでも改善してくれた」し、どんなことをしても許してもらえるという思いがあるからです。暴力をふるう時には、子供の側には母親に頼って改善したい状況が起こっています。



自分で改善できないほどに苦しく不愉快で困っているので、母親に自分の気持ちをいやしてもらったりなぐさめてもらったりするために、うまく言葉で言い表すことができないので、とにかく強く要求する行動や態度が、衝動的な家庭内暴力になってしまうのです。



つまり、母親への強い依存感情に基づいた言語外表現としての暴力なのです。したがって、母親が弱ってしまったり、つぶれてしまうほどの暴力は振るわず、本人なりの分別で手加減していた形跡がありますが、言語外表現ですから、言葉とか感情として母親に通じるまで暴力は続けられます。



母親が暴力の意味を言葉とか感情として理解できて、子供の気持ちを受けとめることができれば、子供の暴力はおさまります。多くの子供たちは、暴力をふるった後、自分の気持ちが相手に思い通りに通じていないことを知ると、次には別の手段として幼児返りし、親の優しさを引き出そうとします。



これは無意識のうちに、自分自身の内部から自然に起こってくる心身の安全確保のための保安操作として行っているのです。幼児返りは、衝動的な家庭内暴力とワンセットになっている場合が多くあります。



周囲の状況が自分の思い通りにならない時には、より幼い行為行動をとることで自己欲求を満たそうとします。しかし、そのような背景を知らない家族は混乱してしまいます。



外形的には攻撃的ではありますが、内面的には受け身の家庭内暴力だとこの程度で収まります。不登校に伴う家庭内暴力は、言語外表現であることを理解してください。



常識的に暴力は悪いことだとして始末してしまうと、子供の心の成長はかえって停滞します。親としては、家庭内暴力の子供の行為と感情と言葉の統合を試みてください。



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